注目のスタートアップ

高性能小型自動倉庫やロボットピックを中心とした自動化ソリューションを提供する「ROMS」が13億円調達

company

2025年9月8日、株式会社ROMSは、総額13億円の資金調達を発表しました。

ROMSは、EC・小売・物流事業者・FA向けに高性能小型自動倉庫とロボットピックを中心とした各種自動化ソリューションを提供しています。

小型自動倉庫「Nano-Stream」は、省スペース設計、短納期導入、高い拡張性を備えており、100㎡から設置できるスモールスタートを特徴としています。

今回調達した資金は、PR・マーケティングの加速、新規採用、次世代モデルの開発などに活用します。


近年、物流業界では人手不足が深刻な課題となっています。さらに、EC需要の増加によって荷物量も増えており、業務効率化や生産性向上の重要性が高まっています。

自動倉庫は、従来人力で行われていた、入出庫、保管、仕分けといった一連の倉庫作業を自動化するシステムです。これにより物流業界の人手不足や、物量・アイテム数増加といった問題に対応するための業務効率化を実現します。

このような背景のもと、ROMSは小型自動倉庫や各種自動化ソリューションを提供しています。

小型自動倉庫は都市部や店舗内といった、小規模・小型施設に最適化された自動倉庫です。都市部は土地の賃料が高いため、限られた床面積で高い稼働率を維持しつつ、運用コストを抑制する自動化ソリューションが求められます。

ROMSは中小規模の現場にも幅広く対応できる自動倉庫や自動化ソリューションを展開し、物流・製造業の課題解決に貢献しています。

企業・事業の大きな成長には戦略的な資金調達や提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB WMS ソリューション ロボット 人手不足 倉庫 株式会社 物流 省人化 自動化 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

福祉業界向け確定給付型年金制度「福祉はぐくみ企業年金基金」など運営の「ベター・プレイス」が5.4億円調達
2021年12月22日、株式会社ベター・プレイスは、総額5億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 福祉業界向け確定給付型年金制度「福祉はぐくみ企業年金基金」の委託運営・導入支援や、福…
「ペイトナー 請求書」「ペイトナー ファクタリング」を提供する「ペイトナー」が「識学」から資金調達
2023年5月8日、ペイトナー株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社識学です。 ペイトナーは、請求書の回収・電子化・振込を自動化する「ペイトナー 請求書」や、フリーラン…
医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join」など医療ICT事業を展開する「アルム」が247億円調達
2022年7月5日、株式会社アルムは、247億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社ディー・エヌ・エーと、株式会社西武リアルティソリューションズです。 アルムは、以下のサービス…
チャットボット型の自動広告運用サービス提供の「これから」が1.8億円調達
2019年10月21日、株式会社これからは、総額1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AIを活用したチャットボット型の自動広告運用SaaS「AdSIST」を提供しています。 「A…
コンタクトレンズ定期便サービス「concle」を運営する「PURCHASE」が4,500万円調達
2023年7月24日、株式会社PURCHASEは、総額4,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 PURCHASEは、コンタクトレンズ定期便サービス「concle」と、眼科医院でのコンタク…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集