令和7年度「居住サポート住宅改修事業」空き家改修により居住サポート住宅とする事業者を支援

subsidy

国土交通省は、令和7年度「居住サポート住宅改修事業」の公募について発表しました。

改正住宅セーフティネット法に基づき、既存住宅等を改修して、住宅確保要配慮者に見守り等の入居中のサポート提供を行う住宅(居住サポート住宅)とする民間事業者等を支援します。

主な要件

・居住サポート住宅の認定を受けること
・公営住宅に準じた家賃の額以下であること など

補助対象工事

・バリアフリー改修工事(外構部分のバリアフリー化を含む)
・耐震改修工事
・共同居住用の住居とするための改修工事・間取り変更工事
・子育て世帯対応改修工事(子育て支援施設の併設を含む)
・防火・消火対策工事
・交流スペースを設置する工事
・安否確認のための設備の改修工事
・防音・遮音工事 など

補助額

上限50万円/戸・経費の1/3。


高齢者の増加などにより、住宅の確保に特別な配慮を必要とするケースが、今後ますます増加することが想定されています。

居住サポート住宅は、2025年7月1日に施行された住宅セーフティネット法の改正によって創設された、新たな住宅区分です。

低所得者、高齢者、障害者、シングルマザー、DV被害者、外国人居住者などで、収入が不安定、保証人がいないといった理由から、一般的な賃貸契約を結ぶことが困難な人々に対し、住居と入居後の支援サービスを一体的に提供することを目的としています。

住居の確保という観点では、従来のセーフティネット住宅が存在していましたが、この制度は入居前の住宅確保のみを支援し、入居後の生活支援は担っていませんでした。そのため、孤独死、家賃滞納、退去後の残置物問題などが社会問題となっていました。

居住サポート住宅は、入居後の生活支援も担うことで、こうした課題の解決を目指しています。また、空き家活用をさらに促進するという観点からも有効であると考えられています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。


補助金ガイド

カテゴリ 公募
関連タグ 住宅 改修 空き家
詳細はこちら

「令和7年度 居住サポート住宅改修事業」の募集を開始

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

生活に溶け込むスマートホーム製品を展開する「mui Lab」と「三菱地所」が資本業務提携
2023年8月31日、mui Lab株式会社は、三菱地所株式会社と資本業務提携を行ったことを発表しました。 mui Labは、穏やかなテクノロジーを提供するスマートホーム・賃貸管理サービス「mui S…
各種相続手続きを支援するWebサービス「そうぞくドットコム」を展開する「AGE technologies」が5.9億円調達
2023年4月12日、株式会社AGE technologiesは、総額5億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AGE technologiesは、相続に伴う不動産の名義変更手続きサ…
住宅建築の施工改善クラウド「QualiZ」を提供する「NEXT STAGE」が2億円調達
2023年4月3日、株式会社NEXT STAGEは、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 NEXT STAGEは、ヒンシツアナリティクスクラウド「QualiZ(クオリツ)」を提供してい…
中古住宅の信用調査「Rインスペクターズ」の運営元が6,000万円調達!
平成30年6月25日、NNon Brokers株式会社は、総額6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 既存住宅の信頼性を調査する「既存住宅状況調査」をスマホで完結できるアプリ「Rインス…
帰らない日は家賃がかからない家「unito」展開の「Unito」が1.2億円調達
2022年1月19日、株式会社Unitoは、総額約1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 帰らない日数分の家賃が差し引かれる料金システム“リレント”を採用した住宅サービス「unit…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集