注目のスタートアップ

ライブコマース事業を展開する「Cellest」が資金調達

company

2025年5月28日、株式会社Cellestは、資金調達を発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は9.4億円となります。

Cellestは、ライブコマース専門事務所「セレスト」の運営、ライブコマース専用のECモールアプリ「WABE」の運営を行っています。

今回調達した資金は、「WABE」の開発・運営、マーケティング、事業成長に伴う人員・設備投資に活用します。


ライブコマースとは、インフルエンサーなどがライブ配信を通じて商品を紹介・販売する、新しい形のEC(電子商取引)です。中国で急速に市場が拡大したことで、その可能性に注目が集まりました。

日本においてもメルカリや楽天といった企業がいち早く参入を試みたものの、いずれもサービスの継続には至りませんでした。

一方、コロナ禍をきっかけにオンライン販売の新たな手段としてライブコマースを導入し、一定の成果をあげた企業も見られます。

現在では、InstagramなどのSNSを日常的に活用する若年層を中心に、ライブ配信がひとつの文化として定着しつつあります。また、消費者の価値観が「モノ消費」から体験を重視する「コト消費」へと移行する中で、ライブコマースは単なる販売手段にとどまらず、体験を提供する新たなチャネルとしても期待されています。

企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との連携・提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ EC マネジメント ライブコマース 動画 株式会社 資金調達 配信
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

女性のAI・IT人材育成とAIプロダクト開発を展開する「Ms.Engineer」が3.2億円調達
2025年10月6日、Ms.Engineer株式会社は、総額3億2000万円の資金調達を発表しました。 Ms.Engineerは、女性向けAI・IT人材育成オンラインブートキャンプ「Ms.Engine…
製薬企業と患者をつなぐ治験情報インフラを展開する「Buzzreach」が2億円調達
株式会社Buzzreachは、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 治験情報発信プラットフォーム「puzz(パズ)」や、治験情報マッチング・プラットフォーム「smt(エス・エム・ティ)…
中⼩型IT事業のM&Aとロールアップを⾏う「FUNDiT」が資金調達
2024年7月12日、株式会社FUNDiTは、資金調達を実施したことを発表しました。 FUNDiTは、中小型IT事業を対象とした共創型M&Aとロールアップを手がけています。 具体的には、独自データにも…
「神戸アリーナプロジェクト」を運営する「One Bright KOBE」が「朝日放送グループ」から資金調達
2023年7月11日、株式会社One Bright KOBEは、朝日放送グループホールディングス株式会社と同社グループである株式会社ベスティへの第三者割当増資を実施し、今後コンテンツパートナーとしてコ…
RNAを標的とした創薬研究を行う「リボルナバイオサイエンス」が7.7億円調達
2025年6月25日、株式会社リボルナバイオサイエンスは、総額7億7000万円の資金調達を発表しました。 リボルナバイオサイエンスは、遺伝性希少疾患を対象としたRNAを標的とする低分子医薬品の研究開発…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集