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飲食業界向けの調理ロボットを開発・提供する「New Innovations」が11.6億円調達

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2025年5月27日、株式会社New Innovationsは、総額約11億6000万円の資金調達を発表しました。

New Innovationsは、飲食業界向けの調理ロボットを開発・提供しています。

自社プロダクトとしてスマートコーヒースタンド「root C」を運営しています。また、2024年6月にかき氷の全自動調理ロボット「Kakigori Maker」をリリースしています。

新プロダクトとして、ハンバーガーの全自動調理ロボット「Burger Cooker」、店舗向け注文KIOSK端末・調理指示システムの統合ソリューション「Store Meister」を発表しています。

今回調達した資金は、プロダクトの量産・販路拡大、ソリューション提供にかかる組織強化に活用する予定です。


飲食店・飲食産業は人手に依存する割合が高い労働集約型の産業であり、国内の少子高齢化に伴う労働人口の減少によって、人手不足が深刻な課題となっています。

こうした状況のなか、飲食業界では人手不足を解消する手段として、デジタル技術による省人化や自動化へのニーズが高まっています。

飲食店におけるデジタル化の取り組みとしては、電話予約からネット予約への移行、データを活用した需要予測、在庫・仕入れ管理の最適化、さらにはAIを用いたシフト調整の自動化などが進められています。今後は、これらに加えてロボットの導入が一層進み、省人化・自動化を後押しすると期待されています。

New Innovationsは、2021年にスマートコーヒースタンド「root C」をリリースし、新たな顧客体験を創出しています。そして、2024年にはかき氷の全自動調理ロボット「Kakigori Maker」をリリースし、導入を進めています。

今後は、飲食・小売だけでなく、宿泊業の清掃・運送業務に参入することを予定しています。

ビジネスのさらなる成長のためには資金調達や、シナジーの見込める企業との協力が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

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