【7/15締切】令和6年度補正予算「産地連携推進緊急対策事業」第2次公募【最大2億円支援】

subsidy

令和6年度補正予算「産地連携推進緊急対策事業」第2次公募のご案内です。

食品原材料の調達リスクを抱える食品製造事業者等に対し、産地支援や産地連携によって国産原材料の取扱量増加を目指す取組を行うことを支援し、食品産業のサプライチェーン全体での持続可能性を高めることを目的としています。

対象事業者

・食品の加工・製造を行っている事業者であること(または、該当する事業者とともに事業を実施しようとする者)
・産地と連携した国産原材料調達計画を策定すること

対象の取組

取組A. 産地を支援する取組

産地と連携する計画を策定した食品製造事業者等が産地を支援するために行う以下の取組およびこれらに類する取組。
ア. 求める品種を産地に生産してもらうための産地への種苗の提供
イ. 産地に引き受け量拡大に対応してもらうための産地への収穫機械の貸与
ウ. 産地に加工ニーズに合致した食品原材料を出荷してもらうための産地への選別機の貸与
エ. 産地に加工ニーズに沿った良質・多量な食品原材料生産をしてもらうための、食品製造事業者等の社員等を産地へ派遣した生産作業補助又は専門家や篤農家を産地へ派遣した栽培技術等指導

取組B. 産地との連携による国産食品原材料の取扱量増加の取組

産地との連携による国産食品原材料の取扱量増加に伴う機械設備等の導入、新商品等の開発・製造・PR等の取組。

補助率・補助上限

補助率:1/2以内
補助金上限:1件あたり2億円(下限100万円)
 ただし、産地を支援する取組は1件あたり上限3億円

公募期間

第2次公募:2025年6月12日(木)~2025年7月15日(火)17:00
第3次公募:2025年8月頃予定


近年では、地政学的な緊張や異常気象、感染症の拡大などにより、世界情勢が不安定な状態が続いており、食品原材料の安定調達に対するリスクが高まっています。

とくに、主要な農産物や海産物を海外からの輸入に頼っている日本の食品産業にとっては、こうした影響は非常に大きな問題となっています。

さらに、輸送コストの上昇や国際的な物流の混乱も、原材料の安定供給に対する大きな障害となっています。

このような状況を受けて、食品企業には調達先の多様化、在庫戦略の見直し、国内生産への転換など、リスク分散に向けた対策が求められています。

こうした背景から、「産地連携推進緊急対策事業」では、産地支援や産地との連携を通じて、国産原材料の取扱量を増やす取り組みが支援されています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

さらには、ブルーベリーファームおかざきとコラボして制作した、農業での起業について解説する冊子「ブルーベリー観光農園始め方ガイド」を無料でお送りしています。このガイドブックでは、ブルーベリー農園立ち上げのリアルな実体験や、事業計画の作り方、経営手法などを解説しています。



カテゴリ 公募
関連タグ サステナビリティ サプライチェーン 助成金 持続可能性 補助金 調達
詳細はこちら

農林水産省補助事業 産地連携推進緊急対策事業

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【最大800万円助成】「事業承継を契機とした成長支援事業」【東京都】
東京都 令和7年度「事業承継を契機とした成長支援事業」第2回募集のご案内です。 さらなる企業の成長を目指す後継者が取り組む新規事業展開を支援することにより、都内中小企業の事業承継を後押しするものです。…
データ・マーケティング・プラットフォーム「b→dash」の開発元が100億円調達
2019年8月6日、株式会社フロムスクラッチは、総額約100億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、米大手投資会社のKKRや、米大手投資銀行のゴールドマン・サックスなどです。 データ・…
「中小企業省力化投資補助事業(一般型)」第3回公募の補助金交付候補者が採択
「中小企業省力化投資補助事業(一般型)」第3回公募の補助金交付候補者の採択が発表されました。 業務プロセスの自動化・高度化やロボット生産プロセスの改善、デジタルトランスフォーメーション(DX)等、中小…
「副業・兼業支援補助金」(第3次公募)採択事業者が発表
2023年10月31日、経済産業省は、令和4年度補正予算「副業・兼業支援補助金」(第3次公募)に係る間接補助事業者の採択結果について発表しました。 令和4年度補正予算「副業・兼業支援補助金」について、…
CRUST JAPAN株式会社 Travinder Singh|食品ロスのアップサイクル事業が注目の企業
食品ロスのアップサイクル事業で注目なのが、Travinder Singhさんが2019年にシンガポールにて創設し、2021年に日本法人を立ち上げたCRUST JAPAN株式会社です。 近年、まだ食べら…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集