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2025年4月15日アフリカ農村部における水問題解決を目指す「Sunda Technology Global」が1億円調達

2025年4月4日、株式会社Sunda Technology Globalは、総額1億円の資金調達を発表しました。
Sunda Technology Globalは、アフリカ農村部における水問題解決を目指しています。
安全な水にアクセスするためのボトルネックになっている水設備の持続可能な維持管理を実現することで、水問題の解決を目指しています。
具体的には、維持管理に必要な料金回収を効率的かつ効果的に行うことができる従量課金型自動料金回収システムをアフリカ現地にて製造・販売・運用しています。
これまで、ウガンダ農村部でハンドポンプ井戸を対象とした料金回収システムの導入を進めてきました。
さらに、顧客からのリクエストを受け、地方都市や一部の都市部でも利用される公共水栓を対象としたプロダクトの販売も開始しています。
今回調達した資金は、ウガンダ全国と多国への展開加速に向けた活動の強化と、それに必要となる量産化に活用します。
世界では、いまだにおよそ6億6,000万人が、安全に飲める水を確保できないまま生活しています。そのうち半数近くが、サハラ以南のアフリカに集中しています。
この地域では、池、川、湖といった飲用には適さない水源から水を汲み、生活用だけでなく飲み水としても利用しているのが現状です。
浄水処理されていない水を飲むと、抵抗力の弱い子どもはとくに下痢を引き起こしやすくなります。また、清潔な水が使えないことで衛生状態が悪化し、感染症のリスクも高まります。
Sunda Technology Globalによると、ウガンダには約6万基のハンドポンプ式井戸があり、農村部の半分ほどの地域で井戸水の利用が可能となっています。
しかし、この井戸が一度故障してしまうと、修理までに数か月から数年もの時間がかかることがあり、井戸があっても使えず、不衛生な水を利用せざるをえない人が多く存在します。
修理が進まない理由のひとつに、コミュニティ内で修理費をうまく集められないという課題があります。
Sunda Technology Globalは、こうした問題を解決するため、誰でも公平に、そして簡単に水の使用料を支払える従量課金型の仕組み「SUNDA」を提供しています。
社会課題解決のためビジネスの力が世界的に求められています。しかしビジネスとして成立させるまで、資金をどう調達するかが大きな課題となります。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
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| 関連タグ | ESG SDGs アフリカ インフラ スタートアップ 回収 株式会社 水 社会課題 自動 資金調達 |
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