創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年2月26日【3/21締切】令和6年度「工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業(SHIFT事業)」5次公募

環境省は、令和6年度「工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業(SHIFT事業)」の5次公募について発表しました。
意欲的なCO2削減目標を盛り込んだ計画の策定支援を行う事業(CO2削減計画策定支援)、CO2削減計画に基づく設備更新を行う事業(省CO2型設備更新支援)、さらに、個社単位の取組を超えて企業間で連携してバリューチェーンの脱炭素化に取り組む先進的なモデル事業(企業間連携先進モデル支援)に対して、補助金を交付する事業です。
補助事業内容
省CO2型設備更新支援
C. 中小企業事業
中小企業等による設備更新に対し、以下の1. 2. のうちいずれか低い額を支援(補助上限0.5億円)
1. 年間CO2削減量×法定耐用年数×7,700円/t-CO2(円)
2. 補助対象経費の1/2(円)
公募実施期間
2025年2月20日(木)~2025年3月21日(金)
我々の生活・経済活動は、石炭、石油、天然ガスなどの化石資源に強く依存しています。これらの資源はエネルギー供給の大部分を占めるだけでなく、自動車や、飛行機、船舶の燃料としても広く使用されています。さらに、プラスチックや、化学繊維、薬品、化粧品など、多くの製品の原料としても活用されています。
しかし、化石資源の利用は、温室効果ガスの排出や環境破壊を引き起こし、気候変動や生態系に悪影響を与えています。このため、世界的に化石資源からの脱却が求められています。とくに脱炭素化は、温室効果ガスである二酸化炭素の排出を削減し、気候変動への対策として重要な取り組みです。
脱炭素化にはさまざまな手法がありますが、再生可能エネルギーへの転換や、省エネ設備の導入・更新が主要な施策とされています。とくに、省エネ設備の導入は比較的手軽に実施でき、コストパフォーマンスも高いため、多くの企業で取り組みが進んでいます。
しかしながら、工場における設備導入や更新には大きなコストがかかるため、資金に制約のある中小企業などでは、補助金や助成金による支援が重要な役割を果たします。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
| カテゴリ | 公募 |
|---|---|
| 関連タグ | カーボンニュートラル 事業場 二酸化炭素 助成金 工場 環境対策 脱炭素化 補助金 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
農林水産省は、令和5年度補正「果樹農業強靭化緊急対策(花粉供給緊急対策事業)」の第2次公募について発表しました。 花粉の全国流通等に向けた取組のうち「全国流通検討会の開催及び花粉流通実証等」と「輸入可…
2023年4月24日、東京都は「観光経営力強化事業」の第1回募集の開始について発表しました。 都内の観光事業者を対象に事業の生産性向上や観光分野における新サービス・商品開発、体験型コンテンツ開発に補助…
農林水産省は、令和5年度「持続的生産強化対策事業」の第2次公募について発表しました。 公募対象事業 本公募の対象事業は、持続的生産強化対策事業のうち次に掲げる事業。 【全国公募事業】 (1)畜産経営体…
2022年9月14日、アスエネ株式会社は、総額約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 直近では、2022年4月13日に18億円の資金調達を発表しています。 CO2排出量見える化・削減SaaS…
2022年11月7日、アースアイズ株式会社は、工場内のヒヤリハット・マニュアル違反行動・火災を検出するクイック診断サービスの提供を開始することを発表しました。 このクイック診断サービスは、工場内のIP…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

