注目のスタートアップ

企業向けリスクチェックツール「RiskAnalyze」を提供する「KYCコンサルティング」が1.5億円調達

company

2024年11月25日、KYCコンサルティング株式会社は、総額1億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

KYCコンサルティングは、企業向けリスクチェックツール「RiskAnalyze」を開発・提供しています。

反社会的勢力チェックやコンプライアンス管理を目的としたリスク情報手郷ツールです。

今回の資金は、「RiskAnalyze」のさらなる機能強化、市場拡大に向けた取り組みの推進に充当します。


コンプライアンスチェックとは、取引先企業や個人について、反社会的勢力との関わりの有無や、不祥事の履歴、法令違反などを確認する手続きです。たとえ意図せず違反者との取引を行った場合でも、社会的信用の低下や風評被害を受けるリスクがあるため、事前のチェックは企業活動において非常に重要です。

また、コンプライアンスチェックは政府の指針や条例で推奨されています。さらに、ESG投資のトレンドが強まる中、投資機関や投資家もコンプライアンスを徹底する企業を評価する傾向があります。このことから、取引先の適正性を確認することは企業経営の一環として欠かせない要素となっています。

実際のチェック方法には、インターネット検索で公開情報を確認する方法や、専門の調査機関に依頼する方法があります。しかし、独自調査では時間がかかり、人員の負担が増える点が課題です。一方、調査機関に依頼すると高額な費用が発生します。そのため、低コストかつ効率的にコンプライアンスチェックを行えるサービスやツールが注目されています。

こうした背景のもと、KYCコンサルティングは、リスクチェックツール「RiskAnalyze」を提供しています。

ビジネスのさらなる成長には戦略的な資金調達やシナジーが見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB コーポレートガバナンス コンプライアンス チェック ツール リスク 取引 情報 株式会社 管理 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

生成AIによる問題解決機能を搭載したプロジェクト管理ツール「SolvifAI」を開発する「ソルビファイ」が3,300万円調達
2024年2月1日、ソルビファイ株式会社は、3,300万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ソルビファイは、生成AI搭載問題解決SaaS「SolvifAI」を開発しています。 プロジェクト管理…
ペットウェルネスブランド「PETOKOTO」展開の「PETOKOTO」が5億円調達
2021年12月1日、株式会社PETOKOTOは、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 PETOKOTOは、ペットライフメディア「PETOKOTO」や、独自の審査を通過した保護団体のみ…
バックオフィス向けクラウドサービス「ジンジャー」提供の「jinjer」が資金調達
2022年6月23日、jinjer株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、2022年3月23日には、総額約51億円の資金調達を発表しています。 jinjerは、バックオフィス向けクラ…
地域DXを推進する「DX通信」が8,000万円調達
2022年8月22日、DX通信株式会社は、総額約8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 DX通信は、デジタル技術の活用により地域課題を解決し、市民生活や地域経済を改善する地域DXを推進…
空飛ぶクルマと物流ドローンを開発する「SkyDrive」が「スズキ」から資金調達
2024年1月10日、株式会社SkyDriveは、スズキ株式会社から資金調達を実施したことを発表しました。 SkyDriveは、空飛ぶクルマ(エアモビリティ)と、物流ドローン「SkyLift」を開発し…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集