【東京都】「地域金融機関による脱炭素化支援事業」温室効果ガス排出量の現状診断や計画策定等を支援

subsidy

東京都、一般社団法人東京都信用金庫協会、一般社団法人東京都信用組合協会は、新規事業「地域金融機関による脱炭素化支援事業」を9月2日(月曜日)から開始することを発表しました。

地域金融機関が行う中小企業の脱炭素化に係る啓発から、温室効果ガス排出量の現状診断や削減計画策定、資金供給までを支援します。

支援の流れ

「STEP1 地域金融機関の職員による訪問」
地域金融機関の職員が中小企業の脱炭素化に関する相談に乗り、専門家の活用を検討

「STEP2 専門家による脱炭素化支援」
専門家が中小企業の温室効果ガス排出量の現状診断や脱炭素化に関する計画策定等を実施

「STEP3 金融機関による融資での資金供給」
必要に応じて、金融機関が脱炭素化の取組に必要な資金について制度融資等により資金供給


世界的な気候変動は、人間の生活や経済活動に深刻な影響を与えています。具体的には、干ばつの増加、大規模な災害の頻発、海面上昇による土地の減少、生物多様性の損失など、さまざまなリスクの高まりとしてあらわれています。

こうした状況下で、経済界ではこれまでの石油資源に依存する構造からの脱却が求められています。石油資源は採掘から利用までの間で大量の二酸化炭素を排出します。二酸化炭素は気候変動の主な要因とされており、この削減が求められています。

こうした中で東京都は、新規事業として「地域金融機関による脱炭素化支援事業」を開始し、企業の脱炭素化を金融機関と連携しながら支援しています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ GHG 東京都 温室効果ガス 脱炭素化 診断
詳細はこちら

令和6年度 新規事業 「地域金融機関による脱炭素化支援事業」がスタートします!

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【11/6開催】特別講演会「外国人を自社顧客にする方法について」
東京商工会議所は、特別講演会「外国人を自社顧客にする方法について」の開催を発表しました。 「新型コロナが5類に移行した後、訪日外国人(インバウンド)の数は回復傾向が続いています。ただ、外国人とどう関わ…
【東京都】「働く女性のライフ・キャリアプラン応援事業制度整備助成金」
東京都は、「働く女性のライフ・キャリアプラン応援事業制度整備助成金」を実施しています。 卵子凍結に係る特別休暇制度等の仕組みを導入した企業に対し、支援を行います。 また卵子凍結を支援する福利厚生制度を…
AI医療機器の研究開発や遠隔医療サービスを手がける「AMI」が資金調達
2024年12月12日、AMI株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 AMIは、「超聴診器」の研究開発を通して、聴診DXに取り組む研究開発型スタートアップです。 開発する「超聴診器」は、心…
再生可能エネルギーの導入・ 調達コンサルティングなどを手がける「クリーンエナジーコネクト」が31.8億円調達
2023年7月28日、株式会社クリーンエナジーコネクトは、総額31億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 クリーンエナジーコネクトは、脱炭素経営企業やRE100参加企業などに向けた最…