注目のスタートアップ

運搬一輪車電動化キット「E-cat kit」などを展開する「CuboRex」が2.5億円調達

company

2024年8月22日、株式会社CuboRexは、総額2億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

CuboRexは、運搬一輪車電動化キット「E-cat kit」や、テスト開発用電動クローラユニット「CuGo」シリーズなど、あらゆる現場で運搬をアシストするソリューションを開発・提供しています。

また、ENEOSグローブ株式会社と共同開発した「らくらくエネキャリー」など、特定の業界に特化した運搬車を大企業と協力して生み出す取り組みも展開しています。

今回の資金調達により、以下の取り組みを加速します。
・製品開発の強化
・市場投入と攪拌
・技術開発と他社連携の強化
・多様な環境における実用性の証明と事例集の開示

製品開発では、さまざまな環境でも高い走行性を持ち、自律的に搬送作業を行える「クローラ式AGV(自動搬送ロボット)」の開発を進めます。


建設業や農業などの現場では、車輪に台がついた手押し車(一輪車やネコ車とも)が広く利用されています。

この手押し車は主に一輪であり、手で押して荷物を運ぶことを想定しています。この台車の利点は、一輪であるため石や穴ぼこを避けて通りやすいこと、狭い足場を通りやすいこと、台に深さがあるため荷物が落ちにくいことなどが挙げられます。

車輪を用いているため重い荷物でも比較的楽に運ぶことができますが、一方で坂道などでは苦しい場面が多く、身体能力が求められることもあります。

近年はさまざまな現場の人材が高齢化してきており、以前は手押し車でなんとかなっていた場面も立ちゆかないケースが増えてきています。とくに農業では山間部に現場があることも多く、運搬に関する課題の解決が求められています。

こうした状況下でCuboRexは、一輪車の電動化キット「E-cat kit」などのロボットにより運搬の課題解決を目指しています。

ビジネスのさらなる成長のためには資金調達や、シナジーの見込める企業との協力が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB アシスト ソリューション 共同開発 建設業 搬送 株式会社 現場 資金調達 農業 運搬 電動
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

大学のファンドレイジングやアルムナイ(卒業生)ネットワーク構築支援の「Alumnote」が資金調達
2021年12月1日、株式会社Alumnoteは、資金調達を実施したことを発表しました。 以下の事業を展開しています。 アルムナイ(卒業生)ネットワークを構築するため、専用コミュニティページを設置し、…
中小・ベンチャー企業向けの管理部門BPaaS「コラボ」を展開する「Wewill」が2.46億円調達
2024年12月9日、株式会社Wewillは、総額2億4600万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Wewillは、中小・ベンチャー企業の管理部門の生産性と信頼性を向上させるBPaaS「コラボ…
玩具のサブスクリプション・レンタル・サービス「トイサブ!」運営の「トラーナ」が1億円調達
2019年12月2日、株式会社トラーナは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 玩具サブスクリプション・サービス「トイサブ!」を運営しています。 0〜3歳向けの知育玩具を月額3,340…
ブロックチェーンゲームを開発・運営する「double jump.tokyo」が資金調達
2025年2月21日、double jump.tokyo株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、TISインテックグループのTIS株式会社です。 double jump.tokyo…
広島大学発のVRゲームスタートアップ「Gino」が1,500万円調達
2022年10月24日、株式会社Ginoは、1,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Ginoは、広島大学の学生が中心となって設立したスタートアップです。VRゲームを開発しています。 現…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集