注目のスタートアップ

パーソナライズ予防ケアサービス「Wellness Membership」などを展開する「ウェルネス」が2.8億円調達

company

2024年4月12日、株式会社ウェルネスは、総額2億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

ウェルネスは、パーソナライズ予防ケアサービス「Wellness Membership」や、パーソナライズ予防アプリ「Wellness App」、個別予防ケアプラットフォーム「Personalized Preventive Care Platform」を展開しています。

「Wellness Membership」は、ユーザーそれぞれのデータに基づきカスタマイズされた健康管理をパーソナルドクターと共に実践できる予防ケアサービスです。

定期的な健康診断や生活習慣のアドバイスの提供や、個々の健康状態やリスクに応じたオーダーメイド検査により、健康管理を最適化します。

また、専門医ネットワークを活用し、必要に応じた医療機関の迅速な紹介も行っています。

今回の資金は、「Wellness Membership」サービスのさらなる拡大と採用、ドクターチームの強化、新規プロダクト開発に充当します。


現在、国内の約15%の人びとが生活習慣病の患者とされています。

この状況は健康な長寿を妨げる大きな要因であり、医療費の増大にも影響をもたらしていることから、ヘルスケアや予防医学の重要性がますます高まっています。

一方、ヘルスケアや予防医学は画一的な方法があるわけではありません。これは生活者それぞれが異なる課題を有しているからであり、この改善のためにはそれぞれ最適な方法が異なるからです。

したがってヘルスケア・予防医学の領域では、専門家などのアドバイスによって取り組みを最適化するサービスなどのニーズが高まっています。

ウェルネスは、このような背景のもと、パーソナライズ予防ケアサービス「Wellness Membership」などを手がけ、病気の早期発見とリスクの最小化により、健康寿命延伸の実現に貢献しています。

株式会社ウェルネスのコメント

このニュースを受けまして、株式会社ウェルネスよりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

スピード感を持って予防医療Wellness Membershipのサービスを普及するために資金調達を実施しました。

・今後の展望を教えてください。

Wellness Membershipは、パーソナルドクターと共に、個々のデータに基づいたカスタマイズされた健康管理を実践できる最先端の予防ケアサービスです。健康データやエビデンスを踏まえ戦略的に病気を予防し、パフォーマンスを高め、医療の不安や手間を解消することができます。

昨今、生活習慣・行動様式・価値観の多様化などにより、世界的にパーソナライズ予防ケアが主流になりつつあります。

Wellness Membershipを通し、人々の健康不安を解消するとともに戦略的予防をインフラ化することを目指します。それにより、ベッドで寝たきりで長時間過ごすのではなく、健康で最後までいきいきと過ごせるような世界を実現します。

・読者へのメッセージをお願いします。

弊社では、予防医療を共に支え、事業拡大を担ってくださる仲間を多方面で積極採用中です。

医師・看護師の新しい働き方に関心のある方、エンジニアの方もお気軽にご連絡ください。

事業のさらなる成長のためには、戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ アドバイス ウェルネス ウェルビーイング オーダーメイド ケア サービス データ パーソナライズ パーソナル ヘルスケア 予防 予防医学 予防医療 健康管理 健康診断 専門医 最適化 株式会社 検査 生活習慣 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

感覚共有技術「BodySharing」の研究開発・事業開発を手がける「H2L」が資金調達
2023年8月8日、H2L株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 H2Lは、感覚共有技術「BodySharing」の研究開発、事業開発を行っています。 この技術は、キャラクター・ロボット・…
​大学生向けスケジュール管理アプリ「Penmark」が5,800万円調達
2019年11月6日、株式会社ペンマークは、総額約5,800万円の資金調達を実施したことを発表しました。 大学生向けのスケジュール管理アプリ「Penmark」を運営しています。 シラバスから時間割を作…
新たな完全栄養食「おにもち」を手がける「vitom」が2000万円調達
2024年11月1日、株式会社vitomは、2000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 vitomは、完全栄養食「おにもち」を開発・販売しています。 おにぎりと餅をかけ合わせた完全栄養食です…
飲食店のバックヤード業務をAIで自動化するクラウドサービス「HANZO」シリーズを提供する「Goals」が8億円の銀行借入を実施
2023年4月26日、株式会社Goalsは、銀行借入により8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Goalsは、飲食店向けクラウドサービス「HANZO」シリーズを開発・提供しています。 202…
「リアルテックファンド」が細胞の再生を司るオートファジーの社会実装を目指す「AutoPhagyGO」に出資
2022年6月14日、リアルテックホールディングス株式会社は、株式会社AutoPhagyGOに投資を実行したことを発表しました。 AutoPhagyGOは、大阪大学の吉森研究室に蓄積されたオートファジ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集