注目のスタートアップ

クラウドセキュリティプラットフォームを提供する「Cloudbase」が11.5億円調達

company

2024年2月7日、Cloudbase株式会社は、総額11億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Cloudbaseは、クラウドセキュリティプラットフォーム「Cloudbase」を提供しています。

パブリッククラウドを利用する際に発生する設定ミスや、サーバー・コンテナの脆弱性など、さまざまなクラウド上のリスクを可視化し、対策項目の優先順位付けや、対策の実施、その管理を一貫して行うセキュリティプラットフォームです。

今回の資金調達により、人材採用、技術・組織開発への投資を積極的に実施していきます。


パブリッククラウドとは、ITシステムに必要なインフラをクラウド環境として提供しているサービスです。

一般的にWebサービスやアプリを運営するにはサーバーが必要となりますが、そのクラウドサーバーとして利用されたり、企業のデータベース、ストレージ、開発環境のクラウド化など、さまざまな目的で利用されています。

パブリッククラウドは、導入コストの低さ、柔軟に利用しやすい、保守管理を自社で行う必要がない、スピーディに利用を開始できるといった利便性があり、デジタル時代において重要なITインフラとして広く普及しています。

こうした中で、クラウド環境でのリスクに対するセキュリティ対策であるクラウドセキュリティが重要となっています。

とくに、パブリッククラウドで発生する重大なインシデントの原因はユーザー側の設定ミスであることが多いため、こうした部分にどう対応するかが課題となっています。

パブリッククラウドでは利用者側の設定箇所が非常に多く、さらに複雑であることから、設定ミスを完全になくしたり、そのミスに気づくことが難しいという特徴があります。

こうした背景のもと、Cloudbaseは、企業の安全なクラウド運用を実現するセキュリティプラットフォーム「Cloudbase」を提供しています。

適切なセキュリティの構築ができず顧客や社会に損害を与えてしまうと大きな損失となるため、セキュリティ対策はコストと捉えるのではなく、事業活動・成長に必須のものと位置づけ、投資と捉えることが重要だと経済産業省は示しています。「冊子版創業手帳」では、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期に実施できるセキュリティ対策について詳しく伺っています。

また、セキュリティ対策を行うためには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB クラウド セキュリティ セキュリティ対策 プラットフォーム リスク 可視化 対策 株式会社 脆弱性 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

かかりつけ医を推進するプロダクトを開発・提供する「レイヤード」が「メディパル」「FFGベンチャービジネスパートナーズ」と資本提携
2023年1月16日、株式会社レイヤードは、メディカル・データ・ビジョン株式会社と資本業務提携および、株式会社メディパルホールディングス、株式会社ふくおかフィナンシャルグループ傘下のベンチャーキャピタ…
韓国人材に特化した採用支援サービス「KOREC」を運営する「ビーウェルインターナショナル」が1.15億円調達
2023年12月1日、株式会社ビーウェルインターナショナルは、総額1億1,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 韓国人材に特化した採用支援サービス「KOREC」を運営しています。 エンジ…
不動産の企画・開発「Unito」が7,000万円調達 サブスク住居「unito」をリリース
2020年2月25日、株式会社Unitoは、総額約7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、外泊したら家賃が安くなる住居「unito(ウニット)」のサービス・サイトをオープンしたこ…
モバイル・オーダー・サービス「LOOP」提供の「ShockTech」とメニュー・ブック制作の「メニューデザイン研究所」が業務資本提携
2020年10月28日、株式会社ShockTechは、株式会社メニューデザイン研究所と業務資本提携契約を締結したことを発表しました。 ShockTechは、オーダー・データ・プラットフォーム・サービス…
マウスピース歯科矯正サービス「hanaravi」などを展開する「DRIPS」が資金調達
2023年10月30日、株式会社DRIPSは、累計3億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 DRIPSは、マウスピース歯科矯正サービス「hanaravi(ハナラビ)」を手がけています…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集