注目のスタートアップ

Z世代向け結婚準備アプリ「ウェディングニュース」を運営する「オリジナルライフ」が4.8億円調達

company

2024年1月29日、オリジナルライフ株式会社は、総額約4億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

オリジナルライフは、Z世代向け結婚準備アプリ「ウェディングニュース」を運営しています。

プロポーズ前、入籍、新生活、結婚式、ハネムーンまで、新婚生活をトータルでナビゲートしています。

約1万組にのぼるカップルの結婚式レポートや先輩花嫁が作成する独自コンテンツを48の段取りに沿い、最適なタイミングで配信することを特徴としています。

アプリ・Webサービスを軸に結婚式場マッチングサービスを展開するほか、結婚式場向けの顧客管理SaaS「ラクーダウェディング」を提供しています。

2024年度は、指輪領域での本格的なサービス展開を開始します。

今回の資金調達により、既存ビジネス(結婚式場マッチング)の全国展開、既存顧客に向けた複数領域のサービス提供などを進めます。


若年層人口の減少により結婚件数の減少が続いています。ピークだった1972年の婚姻件数は約110万組だったのですが、2018年には過去最低を更新し、約58.6万組にまで減少しました。

結婚式場の運営を主たる事業とするブライダル業界としては、結婚件数の減少は収益の低下に直結する大きな課題です。

また、コロナ禍では結婚式を挙げるカップルが減少した一方で、フォトウェディングが注目を集めるなど、新たな領域への取り組みなども重要視されています。

ほかにも、結婚式やその他ブライダル産業はこれまで不透明な段取りや契約などでやってきた部分がありましたが、昨今はSNSの普及によってこういった部分も広く共有されるようになってきており、ブライダル産業では適切なおもてなしや透明性の確保などが重要な要素となってきています。

こうした中、オリジナルライフは、結婚準備アプリ「ウェディングニュース」の運営を通じ、結婚・結婚式の素晴らしさを伝えると同時に、結婚式場の集客やブライダル産業の業務効率化などに貢献しています。

ビジネスの大きな成長のためには戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が必要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるための方法など、資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB SaaS Z世代 アプリ ウェディング ブライダル マッチング マッチングサービス 冠婚葬祭 株式会社 結婚 結婚式 資金調達 顧客管理
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

法人向けカーボンオフセットAPI開発の「Sustineri」が5,000万円調達
2021年10月20日、Sustineri株式会社は、5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 企業にサプライチェーン全体の知識がなくても、手軽にカーボンニュートラルにすることができるク…
キャンセル料の請求・回収業務を自動化する「Payn」が1.4億円調達
2024年4月8日、Payn株式会社は、総額1億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Paynは、宿泊業界や飲食業界におけるキャンセル料の請求・回収業務を自動化する請求ツール「Pay…
心臓再生医療の「メトセラ」が14.2億円調達
2022年6月28日、株式会社メトセラは、総額14億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 メトセラは、心不全向けの新しい再生医療等製品をできるだけ安価に提供することを目的に研究開発を…
外国人材に特化した職業マッチングプラットフォームを手がける「ジャパンキャリア」が4000万円調達
2024年11月19日、株式会社ジャパンキャリアは、総額4000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ジャパンキャリアは、外国籍の人材に特化した職業マッチングプラットフォーム「JapanCar…
建設現場の建機レンタル品管理をデジタル化する「Arch」が5,000万円調達
2022年9月14日、株式会社Archは、5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、「Arch(アーチ)」を正式リリースしたことも併せて発表しました。 「Arch」は、建設現場の建…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集