創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年1月18日「被害者保護増進等事業費補助金(介護職員等緊急確保事業)」障害福祉サービス事業所の人件費を支援

国土交通省は、令和5年度補正事業実施分「被害者保護増進等事業費補助金(介護職員等緊急確保事業)」の公募を開始したことを発表しました。
自動車事故による重度後遺障害者が、障害者支援施設やグループホームでの生活を継続していくためには、それらの施設において適切に人材配置が行われることが必要です。さらに、在宅での生活を継続していくためにも重度訪問介護や居宅介護を提供する事業者において、適切に人材配置が行われることが必要です。
国土交通省では、年度末にかけて人件費の補助を集中的に行うことで、自動車事故被害者の受入に十分な数の職員を確保することによって、利用者が十分なサービスを受けられる環境を整備することとしています。
対象事業者
○障害者支援施設
○グループホーム
○居宅介護事業所または重度訪問介護事業所
公募期間
2024年1月15日(月)~2024年3月1日(金)
現代社会において自動車は経済活動・生活双方において必要不可欠なインフラとして普及しています。
一方で、自動車は事故を引き起こすリスクと隣り合わせです。国土交通省の「自動車事故対策事業の現状等について」によると、重度後遺障害者数についてはほぼ横ばいで推移しており、ここ数年は年間1,650人程度となっています。
日常生活や社会世界が困難な障害者となった場合、障害福祉サービスによる支援が受けられます。
しかし、こうした重度後遺障害者を受け入れられる施設や訪問系サービスの絶対数は不足という課題があります。
重度後遺障害者においては比較的若い世代が多いことから、現状は親が子を介護するというケースが多くなっています。しかし近年は少子高齢化によって高齢者の比率が高まっており、この介護をする親が要介護者となり、この介護をする人がいなくなってしまうという、「介護者なき後問題」に直面するケースが増加することが予測されています。
したがって、重度後遺障害者を受け入れられる施設や訪問系サービスの充実が求められているのです。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
| カテゴリ | 公募 |
|---|---|
| 関連タグ | サービス 事故 事業 介護 公募 国土交通省 支援 確保 自動車 補助金 訪問介護 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
「中小企業等に向けた省エネルギー診断拡充事業」のご案内です。 専門家による省エネ診断費用を補助する事業です。 省エネルギーの専門家が中小企業等の工場・ビル等を訪問し、エネルギーの無駄遣いや、すぐにでき…
2019年9月12日、株式会社未来マーケティングは、起業家や中小企業の事業支援を行うサービスを開始しました。 このサービスは、大手Webメディアや、マス・メディア、ソーシャル・メディアなど、あらゆるメ…
2024年9月2日、株式会社RUTILEAは、総額約86億円(借入枠含む)の資金調達を実施することを発表しました。 RUTILEAは、中央省庁や自動車産業など特定産業に特化したバーティカルAI事業を展…
「省力化投資補助金(一般型)」の第4回公募要領が公開されました。 中小企業省力化投資補助金「一般型」は、業務プロセスの自動化・高度化やロボット生産プロセスの改善、デジタルトランスフォーメーション(DX…
2021年1月12日、株式会社かんざしは、「クラウド商談どこでもSHOWBY」を2021年1月12日から提供開始することを発表しました。 「クラウド商談どこでもSHOWBY」は、初期費用0円・月額利用…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

