注目のスタートアップ

伴走型の肌治療サービス「ANS.」を提供する「Neautech」が2.2億円調達

company

2023年10月26日、株式会社Neautechは、総額約2億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Neautechは、伴走型のオンライン美肌治療サービス「ANS.(アンス)」を展開しています。

スマートフォンから簡単に医師の診察と処方を受け、肌の状態に応じて必要な医薬品・スキンケア用品が自宅に届くサービスです。

医薬品・スキンケア用品が届いた後も、悩み・疑問などをチャットで専門家に相談できるほか、定期的な検診、肌状態の写真記録を通じたアドバイスを受けることができます。

今回の資金は、サービス・プロダクトの改善、マーケティング、人材採用に充当する予定です。


国内のスキンケア市場は、約1.3兆円という巨大な市場です。世界的にもスキンケア市場は成長傾向にあり、新興国の消費者の購買力の向上により安定した推移が予想されています。

国内では、基礎化粧品や医薬部外品などのスキンケア用品が非常に充実しています。そのため消費者は、自身が抱える悩みに応じてこうしたスキンケア用品を選び、利用しています。

しかし、あまりにも商品数が多く、さらにスキンケア用品は自身で利用してみなければ、合うかどうかわからないため、消費者は自身に合った商品を選ぶことが難しいという状況に置かれています。

さらに、こうしたスキンケア用品が充実しているせいか、本来は通院が必要であったり医薬品でないと治療できない肌トラブルであっても、スキンケア用品で対処してしまう人が多いことも課題のひとつです。

こうした背景のもと、近年、肌の悩みを抱えるユーザーに向け、気軽に肌トラブルの相談ができたり、最適な医薬品・商品を紹介したり、肌の状態を可視化したりするサービスが登場しています。

Neautechは、伴走型の肌治療サービス「ANS.」の提供を通じ、肌の悩みを抱えるユーザーをサポートしています。

事業の拡大のためには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ発行累計200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ スキンケア 伴走 医薬品 株式会社 治療 美容 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ネット不動産投資サービスブランド「RENOSY」を手がける「GA technologies」が4億円の融資契約を締結
2024年6月26日、株式会社GA technologiesは、株式会社千葉銀行が提供する「ちばぎんSDGsリーダーズローン(サステナビリティ・リンク・ローン型)」において4億円の融資契約(無担保・無…
製造業のDXを支援する「東京ファクトリー」が1億円調達
2021年1月25日、株式会社東京ファクトリーは、約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、ANRIです。 また、製造業の生産現場向けSaaS「Proceedクラウド(プロシードクラ…
アバターロボット「newme」やアバター技術に関するコア技術を開発するANA発スタートアップ「avatarin」が20億円調達
2023年4月5日、株式会社日本政策投資銀行、株式会社三菱UFJ銀行は、avatarin株式会社による総額20億円の第三者割当増資(シリーズAラウンド)を引き受けたことを発表しました。 avatari…
セカンドホームのサブスクリプションサービス「SANU 2nd Home」展開の「Sanu」が19億円調達
2022年7月6日、株式会社Sanuは、総額約19億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Sanuは、セカンドホームのサブスクリプションサービス「SANU 2nd Home(サヌ セカンドホーム…
「弁護士ドットコム」と「リセ」が資本業務提携 AIレビュー支援サービス「クラウドサイン レビュー」を提供開始
2023年7月21日、弁護士ドットコム株式会社は、株式会社リセと資本業務提携したことを発表しました。 また、提供する契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」を通じ、AIによる契約書の自動レビ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集