【東京都】「地域特性に着目したファッション産業振興事業」補助金

subsidy

東京都は「地域特性に着目したファッション産業振興事業」について発表しました。

東京の街全体でファッションを盛り上げる雰囲気を醸成し、幅広い層へ東京のファッションの魅力を発信することにより、パリやミラノのような世界有数のファッション都市として東京のプレゼンス確立を図るため、ファッションに関するイベントに対して補助を実施します。

補助対象者

東京都全域を含むアパレル・ファッション産業の事業者で構成される者、またはその者が参画するグループで、経理等の資金管理面を含め補助対象事業の実施に十分な体制が整っている者。

グループによる申請の場合、定めるエリアごとに事業を実施する者を指定することとし、その者には、各エリアに1者以上の中小企業または地域団体等を含まなければなりません。また、グループを構成する団体の中から代表事業者を定めなければなりません。

補助対象事業

以下の要件をすべて満たす事業
(1)都内6か所程度のエリアで、3月中旬から3月31日の期間内に開催する事業であること。
(2)全エリア共通のコンセプトを定め、統一的なタイトル・ロゴを使用すること。なお、イベント全体のPRのため、中小企業を含む各種メディア等で構成する「プロモーション委員会」を組織することができる。
(3)各エリアで中小企業又は地域団体を含む「実行委員会」を組織すること。
(4)各エリアで開催されるイベントがファッションに関するものであること。
具体的には以下①から③を満たすもの。
 ①全体として、ファッションに関するイベント内容であること。
 ②各エリアのイベントそれぞれにアパレルの企画(ファッションショーや被服の展示等)が1つ以上あること。
 ③その他の企画についても、広義のファッション(インテリア、ライフスタイル等も含む)の要素が入っていること。
(5)新規拡充の取組であること。
(6)参加無料で、誰もが観覧、参加できるものであること。

補助対象期間

交付決定の日から2024年3月31日まで

補助率

補助対象経費の2分の1以内
ただし、中小企業を特に取り込んだ企画及び学生デザイナー支援につながる企画に固有の費用については、補助対象経費の3分の2以内

上限額

6億円

採択予定件数

1件程度

募集期間

2023年10月6日(金)から2023年10月26日(木)まで


ファッション(衣服)は、ただ身体を怪我などから守ったり、体温を調節したりする機能的な役割だけでなく、独自の文化・価値観・創造性などを表象する媒体でもあります。

世界のアパレル市場は、2015年に約146兆円だった市場規模は、2025年には約300兆円へと倍増するという予測もあり、成長産業であるといえます。

一方、日本は人口減少と長年の景気低迷によって苦戦を強いられています。

さらに近年、アパレル業界で強い影響力を持っているファストファッションは、二酸化炭素(CO2)の大量排出、年間約9,200万トンもの廃棄、大量の水の消費など、環境に大きな負担をかけていることが批判にさらされています。

こうしたなか、拡大する海外需要を獲得していくためには、日本の独自の強みを発信していくことが重要です。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ アパレル ファッション 事業 助成金 東京都 産業 補助金
詳細はこちら

地域特性に着目したファッション産業振興事業

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「副業・兼業支援補助金」第3次公募 
2023年9月8日、「副業・兼業支援補助金」の第3次公募の受付が開始されました。 労働移動の円滑化を進める観点から、副業に人材を送り出す企業、または副業の人材を受け入れる企業を支援する補助金制度です。…
【農林水産省】令和7年度「強い農業づくり総合支援交付金(食料システム構築支援タイプ(全国の取組))」1回目公募
2025年1月27日、農林水産省は、令和7年度「強い農業づくり総合支援交付金(食料システム構築支援タイプ(全国の取組))」の1回目公募について発表しました。 「食料システム構築計画に係る承認規程」(令…
「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」4次公募 4/10締切
「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」4次公募のご案内です。 補助事業者が実施する「キャリア相談対応」、「リスキリング提供」、「転職支援」、「フォローアップ」に要する経費を支援します。 以下の…
衣服・ライフスタイル生産プラットフォーム「sitateru CLOUD」提供の「シタテル」が資金調達 「TSI」と資本業務提携
2022年7月13日、シタテル株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、引受先であるTSIホールディングスと資本業務提携契約を締結したこともあわせて発表しています。 シタテルは、衣服を…
令和5年度「米粉利用拡大支援対策事業のうち米粉製品製造能力強化等支援対策事業」2次公募
農林水産省は、令和5年度「米粉利用拡大支援対策事業のうち米粉製品製造能力強化等支援対策事業」の2次公募について発表しました。 米粉製粉・米粉製品製造能力を強化するため、米粉製粉事業者又は食品製造事業者…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集