注目のスタートアップ

生のシルクを配合したオーガニック化粧品を製造・販売する「バイオアース」が「Wiz」と資本提携

company

2023年9月14日、株式会社Wizは、株式会社バイオアースと資本提携契約を締結したことを発表しました。

バイオアースは、自社生産の「生のシルク」を配合した天然由来成分のスキンケア・ヘアケアブランド「BIOND」を展開しています。

今後、D2C商品として、Web販売・SNS販売などを強化する計画です。

Wizは、さまざまなDXサービスを展開し、日本のデジタル化を推進するITの総合商社です。


カイコ(蚕)の繭は、絹(シルク)のもととなる動物繊維が採れることで知られています。

絹は古来から衣類の材料などとして利用されており、カイコの養殖である養蚕業も紀元前からと長い歴史を持っています。

カイコはシルク生産のために完全に家畜化されており、他の昆虫よりも研究が進んでいるほか、逃げない・共食いをしないといった特徴を有しています。

カイコ自身も他の昆虫にはない栄養成分を持っていることが判明しているほか、病気に強い品種のカイコなどさまざまな品種のカイコが存在しています。

日本は養蚕業が盛んだったことからカイコの研究においても蓄積があり、いくつかのスタートアップが登場しています。

バイオアースは、絹(シルク)に含まれる良質なタンパク質に注目し、自社で養蚕を行い、自社生産の「生のシルク」を利用したスキンケア・ヘアケア製品を手がけています。

事業の拡大のためには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ発行累計200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ オーガニック スキンケア バイオ 化粧品 株式会社 製造 販売 資本提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

フットチェックアプリなどにより糖尿病合併症重症化予防に取り組む「セカンドハート」が資金調達
2024年10月23日、株式会社セカンドハートは、資金調達を実施したことを発表しました。 セカンドハートは、糖尿病合併症重症化予防に関するソリューションの開発・販売を行っています。 現在、主力製品とし…
核酸医薬品の実用化を目指す「ルクサナバイオテク」が12.2億円調達
2021年12月16日、ルクサナバイオテク株式会社は、総額12億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 大阪大学で蓄積された核酸化学技術を基礎とし、安全かつ効果的な核酸医薬品の実用化を…
ホームページ制作サービスなど提供の「ペライチ」が5億円調達
2023年4月21日、株式会社ペライチは、5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社SMBCキャピタル・パートナーズが運営するファンドであるSMBCCP投資事業有限責任組合2号…
人事・採用のパラレル・ワーカー・シェアリング・サービス運営の「コーナー」が「フリーランス協会」の「認定マッチング事業者」に採択
2021年3月22日、株式会社コーナーは、非営利支援団体一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会(フリーランス協会)が運営する求人ステーションの「認定マッチング事業者」として…
【東京都】「多摩ものづくりスタートアップ起業家育成事業」ものづくり起業家を支援
「多摩ものづくりスタートアップ起業家育成事業」のご案内です。 東京都・公益財団法人東京都中小企業振興公社が実施する支援事業です。 ものづくり分野での起業を促進するため、自ら製品を開発して事業を立ち上げ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集