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決済ムーブメント「Jamm」が1.55億円調達

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2023年9月1日、株式会社Jammは、総額約1億5,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Jammは、新たな決済社会の実現を目指すムーブメントを展開しています。

クレジットカードに代わる新たな決済手段により、搾取せず、ストレスフリーな決済を実現することを目指しています。

今回の資金は、チームの拡充に充当します。


キャッシュレス決済は、日本ではクレジットカード以外にも、電子マネーやQRコード決済などが普及しています。

これまで日本は、偽札の流通が少なく現金の信頼性が高いこと、ATMの設置台数が多いこと、現金の利便性が高いことなどによってキャッシュレス決済はあまり普及してきませんでした。

しかしコロナ禍ではレジの待ち時間短縮や、非接触でのサービス提供のため、店舗でのキャッシュレス決済の導入が進み、消費者にもキャッシュレス決済を利用するという行動が普及していきました。

経済産業省の試算によると、2010年のキャッシュレス決済比率は13.2%だったものが、2022年には36.0%へと増加しています。またその内訳としては、クレジットカードが大半を占めています。

キャッシュレス決済は現金を持ち歩く必要がなく、また現金決済よりもスムーズに支払うことが可能といったメリットを有しています。したがって、消費者にとっては今後も決済手段として大きな拡大の余地があります。

一方、キャッシュレス決済は決済時に手数料が必要であり、その手数料は加盟店が負担をするという構造になっています。したがって、小規模事業者ではこの手数料が負担となり、キャッシュレス決済を導入できないというケースも見受けられます。

Jammは、より自由な決済社会の実現に向けて事業を進めています。

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カテゴリ 有望企業
関連タグ キャッシュレス キャッシュレス決済 クレジットカード 株式会社 決済 資金調達
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