「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」1次公募の採択事業を採択

subsidy

2023年6月20日、経済産業省は、令和4年度補正予算「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」(1次公募)の採択事業を採択したことを発表しました。

リスキリングと労働移動の円滑化を一体的に進める観点から、在職者が自らのキャリアについて相談できる「キャリア相談対応」、それを踏まえてリスキリング講座を受講できる「リスキリング提供」、キャリア相談及びリスキリングを踏まえた「転職支援」までを一体的に実施する体制を整備する事業です。

2023年3月31日(金曜日)から2023年5月10日(水曜日)まで1次公募を行い、外部有識者による第三者委員会の厳正な審査の結果、51件の事業を採択しました。

また、2023年6月20日(火曜日)から、2次公募を開始しています。


リスキリングは、人材の再教育や再開発の取り組みを指す概念です。

近年、テクノロジーの急速な進展によって、多様なスキルを持つ人材が求められるようになっています。

リスキリングは、産業が大きく変化する中で、将来の業務に役立つスキルや知識の教育を行い、社会人の学習環境を整備することを目的としています。

岸田政権はリスキリングを経済成長の重要な要素と位置づけ、2022年10月3日の所信表明演説で1兆円の投資を表明しました。

長年、日本国内では終身雇用や年功序列制度により労働市場が固定化し、成長分野への労働力の移動が制約されてきました。

リスキリングは労働者の学び直しを奨励し、成長分野への移行を促進し、産業構造の転換を後押しすることを目指しています。したがって、今後はリスキリングに関連する補助金や助成金などの支援がますます充実してくることが予想されます。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金申請のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ キャリアアップ リスキリング 採択
詳細はこちら

令和4年度補正予算「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」(一次公募)の採択事業を採択しました

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

プラスチック燃料を用いた人工衛星用推進系(エンジン)を開発する「Letara」がNEDOの支援事業に採択 2.4億円の助成
2023年9月14日、Letara株式会社は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)のディープテック・スタートアップ支援事業に採択され、約2億4,000万円の助成を受けることが…
IT人材育成の「トレノケートホールディングス」が「日税ビジネスサービス」と資本業務提携
2023年1月31日、トレノケートホールディングス株式会社は、株式会社日税ビジネスサービスと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 トレノケートホールディングスは、世界15の国と地域で、IT…
「IT導入補助金2024」「インボイス枠(インボイス対応類型):6次締切」補助事業者が採択
中小企業庁は、「IT導入補助金2024」「インボイス枠(インボイス対応類型):6次締切」の補助事業者を採択したことを発表しました。 採択結果 公募期間:2024年6月3日(月)まで 申請数:2,196…
eラーニング搭載型AIツール攻略メディア「WA2」やAIリスキリング事業などを手がける「アローサル・テクノロジー」が2億円調達
2024年12月25日、アローサル・テクノロジー株式会社(AROUSAL Tech.)は、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 アローサル・テクノロジーは、AIリスキリング事業や、AIコ…
【東京都】「令和5年度DXリスキリング助成金(中小企業人材スキルアップ支援事業)」
公益財団法人東京しごと財団は「令和5年度DXリスキリング助成金(中小企業人材スキルアップ支援事業)」について発表しました。 都内中小企業等が従業員に対して、民間の教育機関等が提供するデジタルトランスフ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集