注目のスタートアップ

クラウド営業支援ツール「Senses」を運営する「マツリカ」が10億円調達

company

2023年5月24日、株式会社マツリカは、総額約10億円の資金調達を実施したことを発表しました。

マツリカは、クラウド営業支援ツール「Senses(センシーズ)」を開発・運営しています。

蓄積された組織の営業データからAIが次のアクションのヒントを提示し、組織の成果を最大化するSFA/CRMです。

今後、プロダクトラインナップを一新し、これまでのセールス領域に加え、マーケティング領域、BI領域、AI領域と、領域ごとにサービスを独立・強化させ、対顧客プロセスの全ての業務をカバーできる統合プラットフォームへと進化させる計画です。

今回の資金は、プロダクトラインナップ一新に伴うマーケティング活動と人員拡充に充当します。


営業は、自社製品・サービスの顧客への販売を担う、企業において欠かせない存在です。企業の売上を左右する部門であるため、企業にとって非常に重要な要素のひとつです。

一方、長年、営業活動は営業パーソン個人のスキルに依存する状態が続き、退職などによって営業ノウハウが失われてしまうことや、組織として成長しないことが課題となっています。

さらに近年は、コロナ禍によって営業活動がオンラインへとシフトしており、営業活動自体も根本的に変化し、従来のノウハウが通用せず、新たな営業活動を確立することが重要となっています。

こうした背景のもと、オンラインへとシフトした営業では、デジタルツールを最大限に活用するという取り組みが活性化しています。

また、ただ単に営業活動にデジタルツールを取り入れて業務効率化を図るだけでなく、従来の属人化の課題を解決し、組織として営業活動を実施していくため、蓄積された営業データを活用し、成果につなげていくというデジタル化への注目が高まっています。

営業は企業の売上を向上させるために必要な業務です。しかし、リソースの足りない創業期は満足できる営業ができないかもしれません。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、少しでも営業の成功率を上げるため、営業ツールの導入や、販路開拓の方法などのノウハウを提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ CRM SFA クラウド ナレッジ 営業 営業支援 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

花嫁プラットフォーム「ウェディングニュース」運営の「オリジナルライフ」が2.8億円調達
2020年1月20日、オリジナルライフ株式会社は、総額2億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 花嫁プラットフォーム「ウェディングニュース」を運営しています。 花嫁による結婚式の実例…
「いわかぜキャピタル」がキャンプ用品の企画・販売を展開する「WAQ」に出資
2022年6月30日、いわかぜキャピタル株式会社は、WAQ株式会社に投資を実行したことを発表しました。 WAQは、キャンプ用品の企画・販売を行っています。 2017年に創業した新しいアウトドアブランド…
労務相談プラットフォーム「HRbase PRO」を提供する「Flucle」が2.3億円調達
2024年9月26日、株式会社Flucleは、総額約2億3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Flucleは、労務相談プラットフォーム「HRbase PRO」を提供しています。 社会保…
留学特化の奨学金プラットフォーム「スカラシップパートナーズ」を提供する「RyuLog」が3500万円調達
2025年2月14日、株式会社RyuLogは、総額3500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 RyuLogは、海外留学イベント運営や留学支援事業を展開しています。 また、2024年から、留学…
Facebookの投稿をブログにするサービス「Beblog」がスタート
2020年1月22日、株式会社ズカンドットコムは、「Beblog(ビーブログ)」をスタートしたことを発表しました。 「Beblog」は、Facebookの投稿をブログとしてまとめるサービスです。 Fa…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集