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出版社・ウェブトゥーンスタジオ向けマンガSaaS「コミチ+」を提供する「コミチ」が資金調達

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2023年3月31日、株式会社コミチは、資金調達を実施することを発表しました。

引受先は、株式会社小学館と株式会社秋田書店です。

コミチは、出版社・ウェブトゥーンスタジオ向けマンガSaaS「コミチ+」や、個人のクリエイターがマンガやウェブトゥーンを集客・販売できるサービス「コミチ」を提供しています。

「コミチ+」は、媒体・作品のブランディングや、運用支援体制の構築をサポートするサービスです。

2022年には、ウェブトゥーンスタジオ「booklistaSTUDIO」が導入し、2023年には複数の出版社などへの導入が決定しています。

今回の資金は、「コミチ+」提供の加速、開発強化、人員増強に充当します。


韓国で生まれた縦スクロール型デジタルコミックは、Webtoon(ウェブトゥーン)という名称で広まり、世界中で楽しまれるコンテンツへと急激に成長しています。

ウェブトゥーン(Webtoon)とは、韓国で誕生した、縦スクロール型・フルカラーを特徴とするデジタルコミックのことです。

近年、ウェブトゥーンは世界中に広がっており、ウェブトゥーンを原作としたドラマ・映画などでもヒット作が多数生まれていることから、次世代のコンテンツ、あるいは原作の調達先として注目が高まっています。

日本はマンガ大国として知られていますが、ウェブトゥーンのヒット作があまり出ていないことから、ウェブトゥーンとしてヒット作の輩出を目指す出版社やスタジオが続々と登場しています。

こうした中、コミチは出版社・スタジオのウェブトゥーン事業を支援するSaaS「コミチ+」の提供を通じ、国内のウェブトゥーン市場拡大に貢献しています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業などとの提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ SaaS webtoon ウェブトゥーン エンターテインメント スタジオ マンガ 出版 株式会社 漫画 資金調達
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