注目のスタートアップ

音声感情解析AIなど音声分野におけるAIの研究開発を行う「Empath」が資金調達

company

2023年1月11日、株式会社Empathは、資金調達を実施したことを発表しました。

Empathは、音声感情解析AI「Empath」をはじめとした、音声認識、会話解析など音声分野におけるAI領域の研究・開発・提供を行っています。

2022年6月には、これまでの音声・言語解析AIの知見を活用したオンライン商談解析AI SaaS「JamRoll」をリリースしています。

「JamRoll」は、オンライン商談において自動で録画・文字起こし・分析を行うサービスです。

商談の録画・AI解析により成約率を向上させるほか、自動文字起こしにより議事録作成の負担軽減、録画データの一元管理、音声感情解析AIによりメンバーのメンタル状態の可視化・ケアを実現します。

今回の資金は、セールス、カスタマーサクセス、開発体制の拡充に充当します。

近年、テレワークの普及や感染症対策のため、営業・商談のリモート化が進んでいます。さらに顧客満足度向上のための営業・コールセンターの重要性も高まっています。

営業・コールセンターは音声を主体としたコミュニケーションであるためデジタル化・自動化が難しかったのですが、近年のAI技術の発展によりこの状況は変わってきています。

たとえば、営業・商談においては顧客とのやりとりをAIによって分析し、成約率の高い話し方などを数値として出すことが可能になり、営業を組織として成長させることが可能になっています。

Empathは、音声感情解析AI「Empath」をSDK/APIとして世界50か国、3,000社以上に提供しており、会話・音声・自然言語処理などの知見を蓄積しています。

商談解析AI「JamRoll」は、自動文字起こしや、会話の可視化・分析だけでなく、メンバーのメンタル状況の可視化・チームケアを実現できることを特徴とした営業ツールです。

オンライン商談だけでなく、採用面接、コーチング・カウンセリングなどにも応用できます。

人手不足が深刻になってきている中、業務効率化は多くの企業で喫緊の課題となっています。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ 分析 商談 感情 文字起こし 解析 音声
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

映像解析AIプラットフォーム「SCORER」を運営する「フューチャースタンダード」が資金調達
2023年3月14日、株式会社フューチャースタンダードは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、IXホールディングス株式会社です。 フューチャースタンダードは、映像解析AIプラットフォーム…
「創業手帳」によるゲーム形式のセミナー「「エンジェルゲーム」~シード期の資金調達を体験する~」が12/7に開催
創業手帳株式会社は、「「エンジェルゲーム」~シード期の資金調達を体験する~」を2020年12月7日(月)に開催することを発表しました。 「「エンジェルゲーム」~シード期の資金調達を体験する~」は、シー…
バイオものづくりスタートアップ「bitBiome」が4億円調達
2025年1月17日、bitBiome株式会社は、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 bitBiomeは、早稲田大学発の微生物シングルセルゲノム解析技術「bit-MAP」を起点とした研…
ハンズフリーフィジカルナビを開発する「LOOVIC」が3,100万円調達
2022年10月6日、LOOVIC株式会社は、総額3,100万円の資金調達を実施したことを発表しました。 LOOVICは、空間認知を苦手とする人向けに、景色を見て歩くナビデバイス/システム「LOOVI…
「Hmcomm」が音声AI自動応答システム運用サービスをリリース
Hmcomm株式会社は、音声AI自動応答システム運用サービスを提供することを発表しました。 この新サービスは、すでに提供している、音声AI電話自動応答システム「Terry」と、自社運営のコールセンター…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集