注目のスタートアップ

学習管理システム「learningBOX」などを展開する「learningBOX」が2.5億円調達

company

2022年11月4日、learningBOX株式会社は、総額2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、株式会社ベネッセホールディングスと、株式会社チェンジです。

learningBOXは、学習管理システム「learningBOX」や、無料で使えるクイズ・問題作成ツール「QuizGenerator」、オンライン暗記カード「CardGenerator」を開発・運営するEdTechスタートアップです。

「learningBOX」は、教材作成、問題・テスト作成、採点・成績管理など、eラーニングの運用に必要な機能を備えた学習管理システムです。

自身で作成した教材のほか、learningBOXが提供する学習コンテンツや、提携するeラーニングサービスの学習コンテンツを組み合わせて学習環境を構築できます。

今回の資金は、人材採用の強化、ユーザーサポート体制の強化に充当します。

eラーニングはコロナ禍により、自宅などでの学習手段のひとつとして注目が高まりました。

企業では社内研修やスキル向上のために活用されており、業務の高度化が進む昨今では、こうした働きながら学べる教材やサービスのニーズがさらに高まっていくことが予測されています。

一方でeラーニングは、ひとつの分野・領域などに特化したサービス・コンテンツがほとんどであるため、企業・個人は必要となるeラーニングサービスを複数契約することになります。

そこで利用できるのが、教材管理・受講者管理・進捗管理を行うためのシステムであるLMS(学習管理システム)です。

もともとLMSは、CD-ROMなどでパソコン用の学習コンテンツが提供されていた時代に、その教材の管理などを行うためのシステムでした。

近年のインターネットを介したeラーニングサービスの拡大に伴い、LMSはオンライン上のeラーニング教材の管理や、自身で作成した教材の登録などが行えるシステムへと進化しています。

「learningBOX」は、そのLMSのひとつであり、使いやすさと低価格を特徴としています。

企業を成長させるには人材の教育が重要です。eラーニングも効果的な方法ですが、読書もコストパフォーマンスに優れた学習方法のひとつです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「オフィス移転手帳」では、書店員が選ぶ社員教育に使える本10選を紹介しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ EdTech eラーニング システム 勉強 学習 教材 教育 株式会社 管理 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AI採用アプリ「HelloBoss」などを展開する「NGA」が資金調達
2023年3月14日、株式会社NGAは、資金調達を実施したことを発表しました。 NGAは、AI採用アプリ「HelloBoss」、ペット総合アプリ「Pet」など、次世代アプリを開発・運営しています。 「…
卵子凍結保管サービスなどを提供する「グレイスグループ」は「ジャパネットホールディングス」を引受先とする2.4億円の資金調達に基本合意
2022年9月5日、株式会社グレイスグループは、株式会社ジャパネットホールディングスと、同社を引受先とする約2億4,000万円の第三者割当増資について基本合意したことを発表しました。 グレイスグループ…
ヒト型糖鎖の大量調製技術とバイオ医薬品を開発する「糖鎖工学研究所」が資金調達
2022年5月24日、株式会社糖鎖工学研究所は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、京都中央信用金庫と中信ベンチャーキャピタル株式会社が設立した「中信ベンチャー・投資ファンド6号投資事業…
次世代型アバター・ロボット「ugo」開発・提供の「Mira Robotics」が2.25億円調達 「ugo株式会社」に社名変更
2021年4月28日、Mira Robotics株式会社は、総額2億2,250万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、ugo株式会社に社名変更したことも併せて発表しました。 2本のアームと…
科学的介護ソフト「Rehab Cloud」を提供する「Rehab for JAPAN」が10億円調達
2024年2月16日、株式会社Rehab for JAPANは、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Rehab for JAPANは、科学的介護ソフト「Rehab Cloud(リハブ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集