注目のスタートアップ

法律事務所向けクラウド事件管理サービス「クラウドバランス」を提供する「FISTBUMP」が資金調達

company

2022年10月27日、株式会社FISTBUMPは、資金調達を実施したことを発表しました。

FISTBUMPは、法律事務所向けクラウド事件管理サービス「クラウドバランス(CloudBalance)」を提供しています。

法律事務所・弁護士法人の業務をサポートし、事件を管理するクラウドサービスです。

外部環境の変化や、業務・所内のルールにあわせ、独自にシステムをカスタマイズ開発して提供しています。

今回の資金は、「クラウドバランス」の運営体制の強化、カスタマーサービスの体制強化、人材採用の強化、広告に充当します。

法律事務所においてひとりの弁護士が同時期に担当する案件数は40~60件といわれています。

しかし多くの法律事務所では、紙媒体や表計算ソフト(Excelなど)で案件管理をしているケースが多くなっています。

表計算ソフトが利用されるのは、もともと業務で利用しているため追加の出費が必要がないことや、使い慣れていること、自社に合ったフォーマットで使用できることが理由です。

しかし表計算ソフトで案件管理を行う場合は、二重登録やデータ登録の抜け・漏れが発生すること、整理・集計に手間がかかること、リアルタイムな情報共有ができないことなどの課題があります。

これらひとつひとつの負担は小さいものかもしれませんが、日々膨大に発生する業務においてこの負担は積もり積もって大きなものとなります。

さらに、コロナ禍によってテレワークが普及したこともあり、簡単に情報共有ができるシステムが求められています。

デジタル化はあらゆる領域に及んでいます。しかしデジタル化・DX推進のためのシステム・ツールの導入・運用にはコストがかかるため、創業期は厳選して導入することが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ クラウド リーガルテック 弁護士 株式会社 案件 法律 管理 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

アフリカ農村部における水問題解決を目指す「Sunda Technology Global」が1億円調達
2025年4月4日、株式会社Sunda Technology Globalは、総額1億円の資金調達を発表しました。 Sunda Technology Globalは、アフリカ農村部における水問題解決を…
伝統工芸品や地域のロケーション・体験を発掘し独自のストーリーテリングにより世界に届ける「物語運輸」が資金調達
2024年6月21日、物語運輸株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 物語運輸は、伝統工芸品や、地域の魅力あるローケーション・体験を発掘し、独自のストーリーテリングを通じて世界に届けていま…
アルムナイ(企業の退職者)と企業をつなぐ「Official-Alumni.com」運営の「ハッカズーク」が資金調達
2022年5月23日、株式会社ハッカズークは、資金調達を実施したことを発表しました。 ハッカズークは、アルムナイ専門サービス「Official-Alumni.com(オフィシャル・アルムナイ・ドットコ…
クラウドシフト管理システム「らくしふ」などを提供する「クロスビット」が9億円調達
2024年1月10日、株式会社クロスビットは、総額9億502万8,100円の資金調達を実施したことを発表しました。 クロスビットは、クラウドシフト管理システム「らくしふ」や、シフトマッチ度を重視したア…
東レ発の先端技術搭載ファッションプロダクトを開発する「MOONRAKERS TECHNOLOGIES」が1億円調達
2024年1月24日、MOONRAKERS TECHNOLOGIES株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 MOONRAKERS TECHNOLOGIESは、東レの出向起業制度…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集