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2022年10月26日IT領域に特化したM&Aアドバイザリー事業などを展開する「パラダイムシフト」と世界中のスタートアップと投資家をつなぐプラットフォームを展開する「PROTOCOL」が資本業務提携

2022年10月25日、株式会社パラダイムシフトは、株式会社PROTOCOLと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。
PROTOCOLは、本田圭佑氏が立ち上げた企業で、日本・世界中のスタートアップの起業家・投資家・求職者をつなぐスタートアップ特化型SNS「PROTOCOL」を開発・運営しています。
パラダイムシフトは、IT・デジタル領域に特化したM&Aアドバイザリー事業と事業開発を手掛けています。
今回の提携により、世界中の起業家・投資家のEXIT(イグジット)環境を整備し、スタートアップエコシステムの構築に貢献していきます。
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国内では新型コロナウイルス感染症の流行の影響もあってか、2020年のベンチャーキャピタル投資の投資額・投資件数はともに前年から減少していました。
しかし、2021年においてはスタートアップは過去最高の資金調達額(前年比46%増)となりました。さらに、100億円以上の大型調達を実施した企業が前年は2社だったのですが、6社と大幅に増加しています。
さらに、約4割は海外からの投資であり、国内のスタートアップ市場が海外投資家から注目されていることがわかります。
こういったスタートアップ環境の中、PROTOCOLは、SNSという形で日本・世界中の投資家・起業家・スタートアップ・求職者をつなぐことで、スタートアップエコシステムの発展に貢献しています。
また、VCなどの投資家からの出資を望むスタートアップは、EXIT戦略(出口戦略)を明確にすることが必要不可欠であるといわれます。
EXITとは、出資者(創業者・VC・エンジェル投資家など)が投資した資金を回収することであり、EXIT戦略とはその方法や筋道のことです。
スタートアップがとるEXIT戦略には主に、IPO(新規公開株、上場)と、M&Aの2種類があります。
パラダイムシフトは、経営戦略にもとづいたM&A戦略の策定から実行までを支援しています。今回のPROTOCOLとの提携により、スタートアップのM&Aを用いたEXIT戦略において支援を行い、スタートアップエコシステムの構築に貢献していくようです。
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| カテゴリ | 有望企業 |
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| 関連タグ | M&A SNS スタートアップ 投資家 求職者 |
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