注目のスタートアップ

フィリピン人専門家事代行サービス「ピナイ家政婦サービス」を運営する「ピナイ・インターナショナル」が6,660万円調達

company

2022年10月17日、株式会社ピナイ・インターナショナルは、総額6,660万円の資金調達を実施したことを発表しました。

ピナイ・インターナショナルは、フィリピン人スタッフ専門の家事代行サービス「ピナイ家政婦サービス」を運営しています。

フィリピン人に特化した教育システム、管理システム、生活フォローアップシステムなどにより、高クオリティの家事代行サービスを実現しています。

2022年10月現在、東京都と神奈川県において「国家戦略特区外国人家事支援人材受入事業」の特定機関としての認証を受け、事業を展開しています。

今回の資金は、新規スタッフの受け入れ拡大、サービス対応エリアの拡大に充当します。

国内では女性の社会進出が進み、共働き世帯が年々増加しています。

共働き世帯は1980年に614万世帯だったものが、2020年には1,240万世帯となっています。

一方で、2016年のOECDにおけるジェンダー関連の統計データによると、夫と妻の家事の労働時間(分)は、イギリスは66:133、アメリカは76:124で、おおよそ1:2の割合であるのに対し、日本は24:199であり妻の家事の負担が圧倒的に大きいことがわかります。

共働き世帯において家事の負担を軽減するには家事代行サービスを利用することが考えられますが、J-Net21の市場調査データ「家事代行(2022年版)」によると、20代~60代の男女1,000人のうち、家事代行サービスを一度も利用したことがない人は946人と、国内では家事代行サービスがほとんど利用されていないことがわかります。

米国では約6割の家庭が家事代行サービスを利用しているというデータがあることを考えると、国内での家事代行サービスはまだまだ成長の余地があると考えられます。

これまで家事代行サービスが利用されてこなかったのは、利用料金が高額であるというイメージがあること、他人を家に入れたり、家の中を見せるのに抵抗があることが要因であるといわれています。

ピナイ・インターナショナルは、高品質なフィリピン人スタッフによる家事代行サービスの普及のため、事業に取り組んでいます。

企業においてもリソースが不足するシーンはよくあります。その際には、アウトソーシングなどの代行サービスを上手く活用することが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、アウトソーシングの活用ノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ フィリピン 人材 代行サービス 専門 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

解体工事の一括見積もりWebサービス「くらそうね」運営の「クラッソーネ」が8億円調達
2020年12月14日、株式会社クラッソーネは、総額約8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 解体工事の一括見積もりWebサービス「くらそうね」や、解体工事向け営業支援システム「くらそうねbi…
NFCデジタル本人確認アプリサービス「CWORK」が正式リリース
2022年3月11日、コネクテック株式会社は、「CWORK」を正式リリースしたことを発表しました。 「CWORK」は、スマートフォンのNFC機能を利用して、本人確認用の主要ICカードに対応できる、本人…
「Beverich」が資金調達 ノンアルコール飲料等専門のECサイト「Beverich」を正式リリース
2023年1月19日、Beverich株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、「Beverich」を正式リリースをしたことも併せて発表しました。 「Beverich」は、ノンアルコー…
即日振込のオンライン完結型AIファクタリング「PAYTODAY」 ChatGPTを利用したAIチャットボット機能をリリース
2023年3月29日、Dual Life Partners株式会社は、提供している即日買取のAIファクタリングサービス「PAYTODAY」において、ChatGPTを利用したAIチャットボットをリリース…
デザイン性とテクノロジーによる快適性を両立したハイエンドな別荘を提供する「NOT A HOTEL」が55億円調達
2024年7月23日、NOT A HOTEL株式会社は、総額約55億円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約105億円となりました。 NOT A HOTELは、…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集