注目のスタートアップ

商談内容を自動でテキスト化する営業ツール「Bring Out」を提供する「ブリングアウト」が2億円調達

company

2022年10月14日、株式会社ブリングアウトは、2億円の資金調達を実施したことを発表しました。

ブリングアウトは、商談内容を自動でテキスト化する営業ツール「Bring Out」や、DXコンサルティング事業を展開しています。

「Bring Out」は、オンライン商談・対面商談の双方において、話者を分離し、音声認識によって商談内容を自動テキスト化するツールです。

さらに、予算・決算タイミングなど、商談内の重要な箇所を特定する機能により、営業マネージャーは効率的に商談のポイントを確認できます。

今回の資金は、重要箇所抽出AIの精度向上開発、クライアントへのサービス提供体制強化に充当します。

コロナ禍により、従来の足で稼ぐ営業から、デジタルを活用したオンラインでの営業であるインサイドセールス(内勤営業)への転換が進んでいます。

インサイドセールスはデジタルツールを活用するため、営業活動や顧客の情報を収集・蓄積しやすいという特徴があります。

従来の営業活動では経験と勘によって物事を判断する部分が多くあり、ノウハウが属人化するという課題を抱えていましたが、インサイドセールスでは、デジタルツールと蓄積されたデータを活用することで営業の仕組み化を実現できます。

とくにAIは、これまでのテクノロジーでは難しかった、会話の可視化・定量化(数値化)を実現できるため、圧倒的な業務効率化やデータを中心とした営業活動・組織の改善を図ることが可能です。

「Bring Out」は、会話内容の高精度のテキスト化と、重要箇所の抽出機能により、営業における事務作業を大幅に効率化するツールです。これにより、営業マネージャーはブラックボックス化しがちな商談内容を効率的に把握でき、最適な人材育成を行うことができます。

営業は企業の売上を向上させるために必要な業務です。しかし、リソースの足りない創業期は満足できる営業ができないかもしれません。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、少しでも営業の成功率を上げるため、営業ツールの導入や、販路開拓の方法などのノウハウを提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ DX コンサルティング セールス テキスト化 商談 営業 株式会社 自動 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

パートナー関係管理システム(PRM)「PartnerProp」を提供する「パートナープロップ」が資金調達
2025年1月29日、株式会社パートナープロップは、資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は9億円超となります。 パートナープロップは、パートナー関係管理システム(P…
衛星間の光通信ネットワーク・サービス「WarpHub InterSat」開発の「ワープスペース」が4億円調達
2021年4月19日、株式会社ワープスペースは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 小型光中継衛星による衛星間の光通信ネットワーク・サービス「WarpHub InterSat」を開発し…
AIデータプラットフォームを提供する「FastLabel」が4.6億円調達
2022年8月10日、FastLabel株式会社は、総額4億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 FastLabelは、AIデータプラットフォーム「FastLabel」を提供していま…
食材・食品の鮮度保持技術を保有する「ZEROCO」が「ロート製薬」から資金調達
2024年7月23日、ZEROCO株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、ロート製薬株式会社です。また、ロート製薬とは、食産業戦略パートナーシップ体制の構築に合意しています。 Z…
生分解性マグネシウム合金を利用した医療機器を開発する「メルフロンティア」が1.4億円調達
2020年10月16日、メルフロンティア株式会社は、総額約1億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 独自技術による生分解性マグネシウム合金を利用した、各種医療機器を開発しています。 …

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集