注目のスタートアップ

ビルオーナーと移転企業のマッチングプラットフォーム「SERECT」を開発する「Lexi」が5,000万円調達

company

2022年8月18日、株式会社Lexiは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Lexiは、ビルオーナーと移転企業のマッチングプラットフォーム「SERECT」を開発しています。

ビルオーナーと移転企業が直接つながることができる環境を用意することで、移転企業側にはプラットフォームに登録しているだけでオーナーから直接提案を受けられる体験を、オーナー側には移転を検討する企業を発見し直接アプローチできる機会を提供し、新たな価値を生み出すことを目指しています。

「SERECT」の正式ローンチは2022年8月末を予定しています。

今回の資金は、人材採用、開発体制・運用体制の強化に充当します。

賃貸オフィスを探す際は、基本的に不動産会社に依頼することになります。

ネットで探すことも可能ですが、賃貸住宅ほどはポータルサイトが充実していないため、希望に合う賃貸オフィスを見つけられなかったり見逃してしまう場合があります。

また、賃貸オフィスではパーティションなどによる間仕切りをし、部屋を分割して貸し出すこともあります。

ポータルサイトでは、オフィスを探している企業の要望に応えることが難しいため、不動産会社に頼るケースが多いのです。

一方で、オフィスビル市場は、コロナ禍によってテレワークが普及し、オフィスの縮小や分散などが進み、都内では空室が増加している状況にあります。

もともと移転テナント企業の絶対数は少ないため、ビルオーナーは新たな借り主を探すことがさらに困難になっています。

そこでLexiは、ビルオーナーと移転企業を直接マッチングするサービス「SERECT」により、オフィス探しにおいて新たな価値を提供することを目指しています。

コロナ禍によってオフィスを縮小したり、よりテレワークに対応しやすい環境を整備するため、オフィス移転を考える企業が増えています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「オフィス移転手帳」では、オフィス移転を成功させるためのノウハウや、理想のオフィスの作り方について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ オーナー オフィス オフィスビル テナント ピル プラットフォーム マッチング 企業 株式会社 資金調達
オフィス移転手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

バイオインフォマティクスによる酵素開発技術を有する「digzyme」が7.3億円調達
2024年4月23日、株式会社digzymeは、総額7億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 digzymeは、バイオインフォマティクスによる酵素開発技術を有する東京工業大学発スター…
テレワーク向け音声通話サービス「roundz」提供の「ラウンズ」が資金調達
2022年6月24日、ラウンズ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、2022年6月25日から株式投資型クラウドファンディングによる資金調達を開始することも発表しています。 ラウンズ…
デジタルカードメッセージ作成サービスを提供する「comeru」が「ナカチカ」と資本業務提携
2022年12月7日、株式会社comeruは、ナカチカ株式会社と2022年8月1日に資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 comeruは、デジタルカードメッセージ作成サービス「comeru」…
ジョブ型制度向け人事システム「JOB BASE」開発の「Ex-Work」が資金調達
2021年4月19日、株式会社Ex-Workは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、「JOB BASE(ジョブベース)」の事前登録を開始したことも併せて発表しました。 「JOB BASE」は…
AI医療機器の研究開発や遠隔医療サービスを手がける「AMI」が資金調達
2025年3月24日、AMI株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 AMIは、心疾患診断アシスト機能付遠隔医療対応聴診器「超聴診器」の研究開発を通して、聴診DXに取り組む研究開発型スタート…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集