注目のスタートアップ

セラピスト向けレンタルサロンプラットフォーム「minoriba」を運営する「Bulls」が1億円調達

company

2022年7月21日、株式会社Bullsは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

セラピスト向けレンタルサロンプラットフォーム「minoriba」を運営しています。

ホテル・プライベートサロン・鍼灸院・整骨院などの一室を、セラピスト向けのレンタルサロンとして提供するプラットフォームサービスです。

またレンタルサロンとしてのマッチングだけでなく、レンタルサロンとしてのオープンに向けた準備から、オープン後の運営までを伴走支援しています。

2022年6月時点で、1,600人のセラピストが登録し、5都道府県60のスペースを提供しています。

国内のリラクゼーション市場は、コロナ禍によって縮小してしまいましたが、コロナ以前の2018年の市場規模は約1,200億円で、拡大を続けていました。

リラクゼーション業は簡単な設備で事業をはじめられることから参入が相次ぎ、店舗数についてはコンビニの約2倍にものぼるというデータもあります。

リラクゼーション業界ではコストを抑えつつリスクを低減するため、セラピストとは業務委託契約を結ぶことが一般的です。

セラピスト側にとっては、施術が多いほど収入が得られる、働く時間をコントロールできるというメリットがある一方で、収入が不安定、労働者として保護されないことなどのデメリットもあります。

このような労働環境であることから独立を目指すセラピストも多く、このようなセラピスト向けに提供されるレンタルサロンも増えています。

一方で、こうしたレンタルサロンはマンションの一室を活用したものなども多く、立地が悪い、清掃が行き届いていない、設備が整っていないといった課題を抱えているケースが多くなっています。

Bullsはこのレンタルサロンの課題を解決するため、ホテル・プライベートサロン・鍼灸院・整骨院などの遊休スペースをレンタルサロンとして活用する「minoriba」を展開しています。

プラットフォームビジネスでは、参画してくれる企業やサービスの多さがプラットフォームの利便性や事業の成長に直結してきます。そのため営業活動が重要となっています。「冊子版創業手帳」では、創業期の営業活動を支援してくれるツールについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ サロン セラピスト レンタル 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

料理人のレシピ・技などを配信する動画メディア「味道 -MIDO-」を運営する「Chef’s Link」が資金調達
2025年6月5日、Chef's Link株式会社は、資金調達を発表しました。 Chef's Linkは、動画メディア「味道 -MIDO-」の運営や、企業向けタイアップ事業、地域活性化事業を展開してい…
AIによる感染症の診断支援と細菌検査の自動化により薬剤耐性問題に取り組む「カーブジェン」が資金調達
2023年1月16日、カーブジェン株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 カーブジェンは、薬剤耐性菌の問題を解決することを目的に、細菌感染症菌種推定・適正抗菌薬選定支援システム「BiTTE…
“難消化性でんぷん(レジスタント・スターチ)”開発の「スマートスターチ」が資金調達
2019年7月19日、スマートスターチ株式会社は、事業を開始したこと発表しました。 また、事業開始にともなう運転資金の確保を目的とした資金調達を実施したことを発表しました。 スマートスターチは、食べた…
リモートワークデスクを中心としたオフィス家具D2Cブランド「WAAK°」を展開する「ワアク」が資金調達
2022年10月26日、ワアク株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ワアクは、リモートワークデスクを中心としたオフィス家具D2Cブランド「WAAK°(ワアク)」を展開しています。 モダン…
お魚のサブスクリプションサービス「フィッシュル」を運営する「ベンナーズ」が8,000万円調達
2023年1月4日、株式会社ベンナーズは、総額8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ベンナーズは、お魚のサブスクリプションサービス「フィッシュル(Fishlle!)」を運営しています…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集