注目のスタートアップ

法人プリペイドカード一体型経費精算サービス「Staple」提供の「クラウドキャスト」が資金調達

company

2022年7月7日、クラウドキャスト株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、三井住友信託銀行株式会社がSBIインベストメント株式会社と共同で設立したプライベートファンド「SuMi TRUSTイノベーションファンド」です。

クラウドキャストは、法人プリペイドカード一体型経費精算サービス「Staple(ステイプル)」を提供しています。

従業員ごとに発行できる「Stapleカード」と一緒に利用することで、経費精算を自動化・効率化するサービスです。

プリペイドカードであるため与信審査を必要とせず、スタートアップや中小企業でもすぐに発行できることを特徴としています。

経費精算レポートの自動生成や、従業員ごとの利用可能額制限などの使用ルールを設定できる機能を搭載しています。

経費精算とは、従業員の業務遂行にかかった経費を精算することです。

従来の経費精算のフローでは、従業員がガソリン代や交通費などを立て替え、経費精算申請書に支払日時・目的・金額などを記入し、領収書やレシートと一緒に提出して承認を得ることで経費精算が完了します。

この経費精算業務は、従業員・経理担当者双方に大きな負担がかかっており、効率化のニーズが高い業務のひとつです。また、コロナ禍によってテレワークが普及したことで、経費精算のために出社しなくてはならないという課題が生じ、さらに経費精算システムのニーズが高まりました。

経費精算システムでは領収書・レシートをスマートフォンで撮影することで経費精算を自動化するものから、領収書・レシートを専用の業者に送付することで入力をすべて代行してもらえるものなどさまざまなサービスが提供されています。

中でも「Staple」は、法人向けプリペイドカード一体型のシステムを特徴とした経費精算サービスです。

プリペイドカードで支払うだけでリアルタイムに経費精算されるため、経費の立替と経費精算作業が大幅に削減されます。

デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ 効率化 株式会社 法人 経費精算 自動化 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「サイバーエージェント」の創業期の起業家向けピッチ・イベント「Monthly Pitch」がオンライン開催へ
2020年4月21日、株式会社サイバーエージェント・キャピタルは、「Monthly Pitch」について、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンラインで開催することを発表しました。 「Monthl…
カイコのバイオ原料の供給と研究開発を行う「Morus」が5,000万円調達
2022年1月5日、Morus株式会社は、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Morusは、カイコ(蚕)のバイオ原料の供給と研究開発を行うベンチャー企業です。 カイコの品種改良…
ソーシャル・ギフト「giftee」運営の「ギフティ」が東証マザーズに上場へ
2019年8月16日、株式会社ギフティは、株式会社東京証券取引所より、東京証券取引所マザーズへの新規上場を承認されたことを発表しました。 上場予定日は9月20日です。 ギフティは、eギフト・サービス「…
「中小企業省力化投資補助事業(一般型)」第4回公募
「中小企業省力化投資補助事業(一般型)」の第4回公募要領が公開されました。 中小企業省力化投資補助事業「一般型」は、業務プロセスの自動化・高度化やロボット生産プロセスの改善、デジタルトランスフォーメー…
ベトナムでフードデリバリーサービス「Capichi」などを展開する「Capichi」が7,000万円調達
2022年11月1日、株式会社Capichiは、総額約7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Capichiは、ベトナムで、フードデリバリーサービス「Capichi」と飲食店モバイルオ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集