注目のスタートアップ

株式投資型クラウドファンディング「Unicorn」運営の「ユニコーン」が9,000万円調達

company

2022年6月20日、株式会社ZUUは、グループ会社の株式会社ユニコーンが、9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

ユニコーンは、株式投資型クラウドファンディング「Unicorn」を運営しています。

1口10万円から成長企業に投資できる仕組みを構築しています。

今回の資金は、マーケティングやシステム基盤の強化、人材採用に充当します。

株式型(株式投資型)クラウドファンディングとは、スタートアップなどの未上場企業が未公開株式を発行し、多数の投資家から資金調達するクラウドファンディングのことです。

投資家側は成長企業の未公開株式が得られる点がメリットですが、未公開株式であるため好きなタイミングで売却できないというデメリットも抱えています。

また、一般的にはIPO(上場)やM&Aをしたタイミングでしか売却できず、成長企業がそこに行き着くまでには時間がかかるため、リターンを得るまでに長い時間がかかります。

とはいえスタートアップは大きな成長が見込めるため、将来的に大きなリターンを得られる可能性があります。つまりハイリスク・ハイリターンな投資であるといえます。

企業側のメリットとしては、比較的短期間で多額の資金を調達できることが挙げられます。

国内ではスタートアップの資金調達の機会が限られているため、株式投資型クラウドファンディングなど新たな資金調達プラットフォームを整備することで、スタートアップなどが健全に成長していくことができる環境をつくっていく必要があります。

スタートアップの成長には資金調達が欠かせません。累計200万部を発行する起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、クラウドファンディングを成功させるためのノウハウや、VCから出資を受けるための方法などを掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ クラウドファンディング 投資 株式会社 株式投資 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

資源循環プラットフォーム「pool」などを手がける「レコテック」が資金調達
2023年7月14日、レコテック株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 レコテックは、循環型サプライチェーンを構築するクラウドサービス「pool」、国産100%PCR材「pool resi…
治験・臨床研究向け文書管理クラウドサービス「Agatha」提供の「アガサ」が3.6億円調達
2021年11月4日、アガサ株式会社は、総額3億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 治験・臨床研究向け文書管理クラウドサービス「Agatha(アガサ)」を提供しています。 医療業界…
超小型衛星用の推進機を開発する「Pale Blue」が7,000万円調達
2020年10月21日、株式会社Pale Blueは、総額約7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 2020年4月に設立された東京大学発ベンチャーで、安全無毒で取扱い性・入手性の良い水…
太陽光発電セカンダリプラットフォーム「SOLSEL」などを運営する「エレビスタ」が4.5億円調達
2023年12月19日、エレビスタ株式会社は、合計約4億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エレビスタは、太陽光発電セカンダリプラットフォーム「SOLSEL」や、発電データのアグリ…
外国人材向けに進学・就職・生活支援サービスを提供する「Linc」が4億円調達
2023年9月25日、株式会社Lincは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Lincは、中国人向け進学Eラーニングサービス「LincStudy」、優秀層のインバウンド・タレントに特化…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集