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アプリ・外部サービス・IoTをつなぐことで快適な働き方を実現する「WorkstyleOS」提供の「ACALL」が10億円調達

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2022年5月25日、ACALL株式会社は、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。

ACALLは、様々なワークスペース、モノ、行動、人をつなげ、どこでも安心・安全・快適な働き方を実現するプラットフォームです。

スマートオフィス化のために必要な受付・入退館の自動化や座席などのチェックイン管理機能、リモートワークでも場所・ステータスを共有できる機能、会議室予約・管理機能、IoT・外部サービス・アプリとの連携などにより、最適な働く環境を実現するサービスです。

今回の資金は、オフラインのDX体験向上とオンライン上でのコミュニケーションの活性化(チェックイン体験向上)のための機能拡充・開発、プロダクト機能のグローバル対応に充当します。

新型コロナウイルス感染症の流行により、多くの企業ではテレワーク・リモートワークの導入が進みました。

しかし、導入の流れは急激だったため、環境の整備が間に合っておらず、勤怠管理はどうするのか、オフィスとの連携はどうするのか、コミュニケーションをどう促すのか、といった課題が顕在化しました。

感染症対策とワクチン接種が進んだことで、テレワークを感染症対策としてではなく、戦略的に組織運営に組み込んでいく考え方が浸透し、多くの企業はオフィスワークとテレワークを融合させたハイブリッドワークを採用するようになっています。

ハイブリッドワークは、ひとりで集中して取り組みたい仕事はテレワークで、チームでコミュニケーションを取りながら進めたい仕事はオフィスワークで、と目的によって働き方を柔軟に変更できることが大きなメリットです。

これにより生産性の向上などが見込めますが、一方でこの新たな働き方において生産性を把握するための指標がまだ定まっておらず、組織も従業員もどのような働き方が効率的なのか把握できていません。

そのため、ハイブリッドワークで生産性を向上させるためには、オフラインとオンラインの双方のことを考えた働く環境を整備しなくてはなりません。

「WorkstyleOS」は、このような課題を様々な視点から解決することを目的としたプラットフォームであり、2022年1月時点で6,000社の導入実績をほこっています。

デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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