注目のスタートアップ

従業員の情報を可視化し協業・共創を活性化するプラットフォームを提供する「Beatrust」が8億円調達

company

2022年4月27日、Beatrust株式会社は、総額8億円の資金調達を実施したことを発表しました。

Beatrustは、従業員の情報を構造化・可視化し誰でも検索可能にするプラットフォーム「Beatrust Peaple」と、その情報をもとに企業内の人と人とをマッチングするコラボレーション機能「Beatrust Ask」を展開しています。

社内にクローズドなプラットフォームを構築することで、社員同士のコミュニケーションやコラボレーションを活発化させることを目的としています。

今回の資金は、「Beatrust」の開発・販売体制のさらなる強化や、機能開発の促進、エンタープライズ企業に対応したインフラ・セキュリティの整備、人材採用に充当します。

新型コロナウイルス感染症の流行により、急激にテレワークが普及しました。これまで以上に必要な時にしか社員と話すことがなくなり、多くの組織でコミュニケーション不足が課題となっています。

また、近年は働き方の多様化や、中途採用の増加もあり、コミュニケーションのあり方が変化しています。

一方で、多くの企業では創造的な仕事が求められるようになっています。デジタル化によってノンコア業務が効率化・自動化され、人びとはコア業務に時間を充てられるようになりました。

そのため企業・組織では、従業員間のコミュニケーションを促進し、それぞれの創造性を刺激したり、コラボレーションを生んだりする環境を整えることの重要性が高まっています。特に多くの従業員を抱える大きな企業では同じ部署でしかコミュニケーションを行わなかったり、目的の社員を見つけられないといった課題が生じています。

Beatrustは上記の課題を解決するため、社員の過去の経歴、業務内容、スキル、異動履歴など、様々な情報を一元化・可視化し、コミュニケーションに活用できるようにするプラットフォームを提供しています。

また、匿名でも質問を投稿できるQ&A機能も搭載しているため、社員の課題を横断的に解決できる環境を整えることもできます。

創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ コミュニケーション コラボレーション プラットフォーム マッチング 共創 可視化 従業員 情報 株式会社 検索 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

藻類開発プラットフォームを提供する「アルガルバイオ」が5.9億円調達
2022年7月26日、株式会社アルガルバイオは、総額5億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アルガルバイオは、藻類の研究・開発・生産・販売を行う東京大学発ベンチャーです。 藻類ライ…
医療・介護人材マネジメントソリューション提供の「エピグノ」が2.5億円調達
2021年7月1日、株式会社エピグノは、総額2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 医療・介護スタッフマネジメントツール「エピタルHR」や、在宅診療事業所向けスタッフマネジメントツ…
「ONESEL」が資金調達 読者の最適解について考えるWebメディア「onesuite」をローンチ
2023年5月15日、ONESEL合同会社は、総額2,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、Webメディア「onesuite(ワンスイート)」をローンチしたことも併せて発表しました…
バイオインフォマティクスによる酵素開発技術を有する「digzyme」が7.3億円調達
2024年4月23日、株式会社digzymeは、総額7億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 digzymeは、バイオインフォマティクスによる酵素開発技術を有する東京工業大学発スター…
「ワンメディア」が4.2億円調達 クリエイター・ネットワーク事業を開始
2019年7月16日、ワンメディア株式会社は、総額4億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、動画クリエイターがデジタル・スクリーンで活躍することができ、評価される仕組み作りに特…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集