注目のスタートアップ

セルフトレーニングをサポートする鏡(姿見)型デバイス「MIRROR FIT.」提供の「ミラーフィット」が資金調達

company

2022年4月18日、ミラーフィット株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

ミラーフィットは、自宅でのトレーニングをサポートする鏡(姿見)型のスマートデバイス「MIRROR FIT.」を開発・提供しています。

Android7.1が搭載された縦約144センチメートル×横約56センチメートルの鏡型スマートデバイスでは、ミラーフィットが提供する500以上のトレーニングプログラムを直感的に操作・選択・閲覧することができます。

またAIを搭載しており、カメラによって全身をチェックし、正しい姿勢への修正をサポートします。ほかにも3Dボディスキャンにより自分の状態を立体的に把握することができます。

ミラーフィットが提供するプログラムの利用以外にも、Androidアプリのインストールや、大きな画面での動画コンテンツの視聴など、大型のスマートデバイスとして利用することができます。

2022年4月現在、有名百貨店や全国のラグジュアリーホテルなどに導入されているほか、応援購入サービス「Makuake」においてプロジェクトを進行しています。

今回の資金は、「MIRROR FIT.」の体型管理機能やパーソナルトレーニング機能などの開発のさらなる加速、グループフィットネスワークアウトや有名トレーナーとの連携による動画コンテンツの拡充、エンジニアや法人営業などの採用の強化などに充当される予定です。

新型コロナウイルスの流行により以前のように気軽に外に出られなくなりました。自宅に籠もりきりになってしまう人が増えたことで、心身に気を使うことも増えました。しかし、密な空間であるジムやフィットネスクラブに通うことは憚られるため、自宅でできる運動のニーズが急激に高まっています。

これまでフィットネスサービスは多くはジムなどの施設で行われていました。しかし入会や体験などのハードルが高く、また続けられるかどうかも定かではないため、潜在的なニーズはあっても利用者が急激に拡大することはありませんでした。

しかし、コロナ禍によって増加したオンラインでのフィットネスサービスは、自宅でフィットネスを行えますし、入会や退会も気軽に行うことができるため、その市場を大きく拡大しています。

一方でオンラインフィットネスはそのクオリティについてはオフラインでのフィットネスには及ばないことがあります。マンツーマンでインストラクターが指導してくれるサービスもありますが、スマートフォンやタブレットといった小さな画面ではよく見えず、もどかしい気持ちを抱くことも少なくないでしょう。

「MIRROR FIT.」はそういったオンラインフィットネスの課題を解決するスマートデバイスです。大きな画面を有しているため、フィットネスにおいても離れたところからでも視認することができ、オンラインフィットネスの体験を最大にすることができます。

また、姿見型のデバイスは起動していない時は通常の鏡として利用でき、起動している時は大型のスマートデバイスとしても活用することができます。

心身の状態は仕事をするために重要です。また、人を雇う場合、自分だけはなく従業員の状態も管理しなくてはなりません。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「総務手帳」では、ストレス・チェック実施のノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ サポート デバイス トレーニング フィットネス ヘルスケア 健康 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

⽉額カーライフサービス「ノレル」などを展開する「IDOM CaaS Technology」が3.5億円調達
2024年12月9日、株式会社IDOM CaaS Technologyは、3億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、レオス・キャピタルワークス株式会社が運用する公募投資信託で…
「Showcase Capital」が投資家とスタートアップをプレゼン動画でつなぐサービス「Smart Pitch」をリリース
2020年5月1日、株式会社ショーケースの子会社である株式会社Showcase Capitalは、「Smart Pitch(スマートピッチ)」を2020年5月1日にリリースしたことを発表しました。 「…
「グリーンカルチャー」の植物肉「Green Meat」が使用された料理が羊肉料理の「味坊集団」で提供開始
2021年8月12日、グリーンカルチャー株式会社は、2021年8月12日(木)から、「Green Meat」を使用したメニューが株式会社L&Lが運営する「味坊」・「羊香味坊」で提供されたことを発表しま…
プロの通訳者を手配できる通訳アプリを提供する「Oyraa」が2.7億円調達
2024年6月10日、株式会社Oyraaは、総額2億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Oyraaは、通訳アプリ「Oyraa」を提供しています。 153言語2,000名以上の通訳者…
高機能な導電性繊維「LEAD SKIN」を開発・製造する「エーアイシルク」が3.2億円調達
2023年5月15日、エーアイシルク株式会社は、総額3億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エーアイシルクは、高機能な導電性繊維「LEAD SKIN」を開発・製造する東北大学発スタ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集