注目のスタートアップ

子どもの挑戦・習慣化を家族で応援するアプリ「Welldone!」提供の「スリー」が資金調達

company

2022年4月4日、株式会社スリーは、資金調達を実施したことを発表しました。

スリーは、子どもの挑戦・習慣化を家族ワンチームで応援するアプリ「Welldone!(ウェルダン)」を運営しています。

日々の目標をクリアすることで報酬(トークン、ポイント)を与え、一定の量が貯まったらより具体的な報酬を与えるトークンエコノミー法という手法により、子どもの習慣化や非認知能力形成をサポートするアプリです。

今回の資金は、UI/UX改善、機能追加、マーケティングの強化、カスタマーサクセス施策の充実、人材採用に充当される予定です。

習慣化された行動は強い意志や思考を必要としません。そのため、目標の達成のために苦痛をともなう行動を習慣化できれば、目標を実現しやすくなります。

一方で、現代はすぐにインターネットにつながるスマートフォンやタブレットなど、集中力を阻害してしまう要因が手元にあります。子どもであればゲームなども習慣化を妨げるものであり、親によってはスマートフォンやゲーム機を買い与えないことを選択することもあります。

子どもに宿題や勉強などに習慣的に取り組んでもらうため、親は様々な苦労をすることになります。その際、過剰に叱ってしまうことがあれば、子どものやる気を奪ったり、叱る親自身が自己嫌悪に陥ってしまいます。

「Welldone!」は、子どもの習慣形成に悩む親を支援するアプリです。設定したタスクをクリアするごとにポイントが貯まっていき、さらに一定数貯まれば、設定したご褒美(報酬)が与えられるというトークンエコノミー法により習慣化を助けるというものです。

習慣化は、子どもだけでなく大人にとっても目標の達成のために重要なものです。行動経済学や心理学などの知見を活用した習慣化支援サービスは、ビジネスにおいても行動変容を支援してくれるものであるため、注目が集まっています。

ユニークなプロダクトの開発のためには、自社の強み・弱みや市場の分析が必要となります。「冊子版創業手帳」では、事業を分析するためのフレームワークを掲載し、活用法を解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ 子ども 家族 株式会社 習慣 習慣化 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

アパレル産業の課題解決を目指すAIスタートアップ「ハイクリ」が資金調達
2025年3月21日、株式会社ハイクリは、資金調達を実施したことを発表しました。 ハイクリは、MD支援AI SaaSを開発・提供しています。 在庫消化日数予測、売れ点数の予測、適正価格の提案機能を備え…
3Dアバターを活用したパーソナライズ絵本を提供する「えほんインク」が2,900万円調達
2023年3月1日、えほんインク株式会社は、総額約2,900万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、直近では2022年9月に8,600万円の資金調達を実施しています。 えほんインクは、3D…
自動運転技術を開発する「ティアフォー」がGI基金採択・資金調達 400億円規模の開発を推進
2022年7月19日、株式会社ティアフォーは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の「グリーンイノベーション基金事業(GI基金)」の自動運転ソフトウェアに関する研究開発項目に採択されたこ…
モバイル・アプリ・プラットフォーム「EAP」展開の「ランチェスター」が1億円調達
2019年10月3日、株式会社ランチェスターは、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 モバイル・アプリ・プラットフォーム「EAP」を提供しています。 モバイル・アプリ、クラウド、ビッグ・デー…
ブロックチェーン×OSSによる開発者収益化サービス「Dev」運営の「フレームダブルオー」が資金調達
2019年9月27日、フレームダブルオー株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ブロックチェーン×OSSによる開発者収益化サービス「Dev」を運営しています。 トークン・エコノミーを活用す…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集