注目のスタートアップ

バックオフィス向けクラウドサービス「ジンジャー」提供の「jinjer」が51億円調達

company

2022年3月23日、jinjer株式会社は、総額約51億円の資金調達を実施したことを発表しました。

jinjerは、バックオフィス向けクラウドサービス「ジンジャー」シリーズを提供しています。

人事労務・勤怠管理・給与計算・ワークフロー・経費精算・電子契約・Web会議など、バックオフィス業務の効率化を支援するクラウドサービスです。

今回の資金は、「ジンジャー」シリーズのプロダクト開発、マーケティング、人材採用の強化に充当されます。

ブラウザから利用できるソフトウェアサービスであるSaaSは、手軽に導入できることから、スタートアップを中心に導入が進み、今では中堅・大企業への導入事例も多くみられるようになりました。

国内のSaaS市場は、年平均成長率約13%で成長しており、2024年には約1兆1,200億円の市場規模へと拡大すると予測されています。バックオフィス領域では定型業務が多く、SaaSによる効率化が期待できるため、数多くのサービスが提供されています。

jinjerは、このバックオフィス業務を効率化するSaaS「ジンジャー」シリーズを提供しています。

人事・勤怠給与・給与前払い・経費・電子契約・Web会議・ウェビナーといった、各業務に特化したSaaSを提供しています。各システムのデータはひとつのデータベースで管理するため、ひとつのシステムの情報を更新するだけで他のすべてのシステムのデータも更新されます。これにより情報登録・変更の手間を圧倒的に削減しています。

jinjer株式会社のコメント

このニュースを受けまして、jinjer株式会社よりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

この資金調達を実施したことにより、「ジンジャーシリーズ」のプロダクト開発とマーケティング投資、エンジニアやセールスをはじめとした採用活動の強化などへ投資をしていきます。

・今後の展望を教えてください。

jinjerが掲げるミッションである【世の中のすべてを「as a Service」へ】の実現に向けてさらに加速していきます。そしてその先にある、持続可能な社会の構築に貢献していきたいと考えています。

・読者へのメッセージをお願いします。

jinjerは、バックオフィス向けクラウドサービス「ジンジャーシリーズ」を提供しています。少子高齢化、更には新型コロナウィルスへの対応により、働き方が加速度的に変化する日本において、「DX」の普及による生産性の向上こそが、今世紀最大の命題であると考えています。バックオフィス領域の業務効率化について何かお困りごとがあれば、お気軽にご連絡くださいませ。

デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ HR クラウド バックオフィス 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

日本のものづくりブランドの承継とその成長に取り組む「forest」が19億円調達
2025年6月4日、forest株式会社は、エクイティによる総額約19億円の資金調達を発表しました。 今回のシリーズB調達は計35億円~40億円で近日中にクローズする予定です。 forestは、日本の…
プロバイオティック医薬品を開発する旭川医科大学発ベンチャー「カムイファーマ」が6.5億円調達
2022年7月26日、カムイファーマ株式会社は、総額6億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 カムイファーマは、旭川医科大学とサッポロホールディングス株式会社から「プロバイオティクス…
投資家と資産運用アドバイザーのマッチングサービスを開発・提供する「アドバイザーナビ」が1.4億円調達 「M&Aベストパートナーズ」と資本業務提携
2022年6月23日、アドバイザーナビ株式会社は、総額約1億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、株式会社M&Aベストパートナーズと資本業務提携契約を締結したことも併せて発表し…
金属インクジェット印刷による低炭素プリント基板を開発・製造する「エレファンテック」が30億円調達
2024年3月30日、エレファンテック株式会社は、総額約30億円の資金調達を実施したことを発表しました。 エラファンテックは、金属インクジェット印刷による低炭素プリント基板を開発・製造しています。 今…
日本・台湾アライアンスのEVメーカー「Lean Mobility」が台湾企業連合から28億円調達
2024年2月22日、Lean Mobility社(Lean Mobility株式会社(愛知県)と Lean Mobility Inc.(台湾))は、台湾の自動車関連企業連合から総額28億円の出資を受…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集