注目のスタートアップ

吸水ショーツなどを展開するフェムテックブランド「Nagi」運営の「BLAST」が1.5億円調達

company

2022年2月9日、株式会社BLASTは、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

吸水ショーツなどを展開するフェムテックブランド「Nagi(ナギ)」を運営しています。

吸水・防水機能や、防臭、制菌(菌を減らす効果)のある機能素材を使用した吸水ショーツを販売しています。

品質にこだわり、日本の生地メーカーの生地を使用し、高い技術をもつ国内の工場で生産しています。

フェムテックとは、Female(女性)とTechnology(技術)を合わせた造語であり、女性特有の課題を解決することを目指す分野です。

これまでビジネスの世界は男性主導の構造となっていたため、女性に寄り添ったプロダクトが生まれづらいという課題がありました。

しかしジェンダー平等の意識や女性の社会進出が進み、これまで抑圧されてきた女性たちの声が市場にあらわれるようになってきました。

また、女性起業家が増えたことで女性視点によるプロダクトが多数誕生することになったことも、フェムテックが広がっている理由といえるでしょう。

アメリカ・ニューヨークで設立された吸水ショーツのパイオニアのThinxが有名になったのは2015年のことです。

刺激的な広告で話題となり、投資家の間で長らく無視されていた女性用衛生用品業界に資本が流れるようになりました。

それから5年遅れではあるものの、日本では2020年に多数の吸水ショーツブランドが登場しています。

吸水ショーツとは、下着そのものが経血を吸収するショーツのことです。

洗濯することでくり返し使えること、生理用品の持ち運び・交換・処理の手間がないこと、ナプキンよりも不快感がないことなどがメリットで、新たな生理用品として定着しつつあります。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」には、女性起業家に特化した「創業手帳woman」もあります。女性起業家の方々のインタビューや、女性起業家だからこそ使える助成金など、役立つノウハウを掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ フェムテック 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

個人ECをノーコードで作成できる「Appify」提供の「Appify Technologies」が2億円調達
2020年10月12日、株式会社Appify Technologiesは、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 個人ECアプリをノーコードで作成できるサービス「Appify(アッピファ…
クリニック・中小病院向けクラウド型電子カルテ・レセコンシステム「Henry」提供の「ヘンリー」が7.3億円調達
2022年6月8日、株式会社ヘンリーは、総額7億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ヘンリーは、クリニック・中小病院向けクラウド型電子カルテ・レセコンシステム「Henry(ヘンリー…
建築業界向け建材・家具検索プラットフォーム運営の「tecture」が1.2億円調達
2021年8月24日、tecture株式会社は、総額約1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 設計・メーカー向けの建材・家具検索プラットフォーム「TECTURE」を運営しています。…
「カヤックLiving」が地域の人にオンラインで移住相談ができるサービスをリリース
2019年10月17日、株式会社カヤックLivingは、「SMOUTオンライン移住相談」をリリースしたことを発表しました。 「SMOUTオンライン移住相談」は、無料で700名以上の地域の人にオンライン…
「ピクシーダストテクノロジーズ」が「乃村工藝社」と資本業務提携
2022年9月8日、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社は、株式会社乃村工藝社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 ピクシーダストテクノロジーズは、現場のデジタルトランスフォーメーション…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集