「Myuty-Chic」がサスティナブル・SDGs施策実施企業向けに「ウォッシュ診断スポットコンサル」を提供開始

tips

2021年12月28日、Myuty-Chic株式会社は、新メニュー「ウォッシュ診断スポットコンサル」を2021年1月から提供開始することを発表しました。

「ウォッシュ診断スポットコンサル」は、サスティナブル・SDGs施策を掲げる企業に向け、実態以上に取り組んでいると見せかけるウォッシュ(粉飾)にならないよう、監修を行うスポットコンサルティングサービスです。

発表資料・リリースなどの公式文書やHPなどを環境・SDGsの視点から監修し、企業の正しいサスティナブル・SDGs施策への取り組みを支援することを目的としています。

Myuty-Chicは、化粧品・美容フードなどを中心とした美容コンサルティング/マーケティング事業や、化粧品業界向けの環境・SDGsソリューション事業などを展開しています。

多くの企業でSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みが進んでいます。

消費者のSDGsに対する意識も向上しており、SDGsに取り組む企業が積極的に評価されるようになってきています。

そんな中、“実態以上に取り組んでいる”、“SDGsに取り組んでいると見せかける”といった、SDGsウォッシュが問題となっています。

たとえば、脱炭素化に向けて再生可能エネルギーを導入したのに化石燃料を取り扱う企業に投資をしているといった、公表しているSDGsの取り組みと矛盾する事業・活動をしていることなどがSDGsウォッシュと見做されます。

また、判断するのは消費者の側であるため、企業自身の意図に関係なくSDGsウォッシュと評価されてしまう可能性があるのが怖いところなのです。

そのため、SDGsに取り組む際には、SDGsに関する知識をもって企業の隅々まで目を配る必要があります。

「ウォッシュ診断スポットコンサル」といったサービスは、今後さらにそのニーズを伸ばしていく可能性があります。

Myuty-Chic株式会社のコメント

このニュースについて、Myuty-Chic株式会社よりコメントが届きました。

・今回の新サービスの売りは何ですか?

当社でサステナブル化粧品に関する実態調査のための調査では、2021年は2020年に比べて多少サステナブル市場規模は増加していましたが、それと同等の数字でウォッシュが増加しておりました。

化粧品業界においては、もともと市場規模は希少です。

仕事柄メーカー様など他社様のプレスリリースをよく拝見しますが、実態調査当時配信されていたプレスリリースでも、調査した母数のうち約半数がグリーンウォッシュ・SDGsウォッシュといえました。

30年前のヨーロッパが、今の日本といわれています。まずは、化粧品業界に限らず、このウォッシュを減少させていかなければなりません。

もちろん企業は戦略的にサステナブル方針を設定されるのが望ましいですが、当社の環境SDGsコンサルティングについてまだご存じのない方に、この「ウォッシュ診断スポットコンサル」をトライアルしていただき、文書単位で監修させていただくことで、真の課題や問題点などに気付いていただくことができます。

化粧品をはじめとした女性商材業界では、特にウォッシュが多いと感じていますので、ぜひこの機会にスポットコンサルをご活用ください。

・今後の展望を教えください。

化粧品業界でのサステナビリティ達成はまだまだですが、(リリースにもありますように)今後は経験や実績などから、化粧品のみならず、食や日用品、アパレルなどにまで裾野を広げ、女性商材業界全般向けに環境・SDGsコンサルティングサービスを行っていきます。

これにより、特に食では、アップサイクルがトレンドになっていることもあり、横断的に様々なコラボレーションが可能になります。

化粧品業界における環境・SDGsの重要性についても引き続き提唱していきながら、新しいイノベーションを生み出すサポートをさせていただきたいと考えております。

また、来期(22年3月1日)で12期目を迎える弊社は、社名変更などを含めたプチリニューアルを検討しております。より、環境SDGsを推進しているといったことが皆様にわかっていただけるような内容になるかと存じます。(役員人事等に変更はございません)

・読者へのメッセージをお願いします。

今後、環境・SDGsの分野では、イノベーションが求められます。サステナブル先進国を例に習い、新しいイノベーションを生み出しましょう。

SDGsに対する取り組みは、マーケティングにおいて重要視されはじめています。「冊子版創業手帳」では、創業期でも行えるネットを活用したPRノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ SDGs コンサルティング サステナブル 企業 株式会社 環境 診断
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

実証実験プラットフォーム「POCOLAB」や官民連携事業展開の「官民連携事業研究所」が資金調達
2021年12月7日、株式会社官民連携事業研究所は、資金調達を実施したことを発表しました。 実証実験プラットフォーム「POCOLAB」の運営や、官民連携アクセラレーターを運営するための人材の育成、官民…
ジュエリーブランドを展開する「HASUNA」が結婚式場を運営する「エスクリ」と資本業務提携
2023年3月28日、株式会社HASUNAは、株式会社エスクリと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 HASUNAは、エシカルジュエリーブランドとして結婚指輪・婚約指輪をはじめとしたジュエ…
多言語法律文書向け編集・管理システムなど提供の「日本法務システム研究所」が8,000万円調達
2019年12月19日、株式会社日本法務システム研究所は、総額約8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 多言語法律文書向けクラウド型編集・管理システム「LAWGUE(ローグ)」や、業務…
ホームページ作成ツール「ペライチ」 予約機能の「日程調整タイプ」無料提供を開始
2024年5月21日、株式会社ペライチは、提供するホームページ作成ツール「ペライチ」において、予約機能のうち「日程調整タイプ」の無料提供を開始したことを発表しました。 「ペライチ」は、無料から利用でき…
中野晴啓氏による新たな資産運用会社「なかのアセットマネジメント」が6億円調達
なかのアセットマネジメント株式会社は、6億円の資本調達を実施することを発表しました。 引受先は、スパークス・グループ株式会社と、第一生命ホールディングス株式会社です。 また、これまで個人投資家等から約…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集