創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年12月3日多言語映像通訳サービス「みえる通訳」提供の「テリロジーサービスウェア」が三菱地所発のヘルスケアベンチャー「WELL ROOM」と業務提携

2021年12月2日、株式会社テリロジーサービスウェアは、WELL ROOM株式会社と、業務提携契約を締結したことを発表しました。
テリロジーサービスウェアは、多言語映像通訳サービス「みえる通訳」を提供しています。また医療の専門知識を持つ人材による通訳サービス「医療通訳」をオプションとして提供しています。
WELL ROOMは、三菱地所の新事業提案制度から生まれた新しいヘルスケアサービス「WELL ROOM」を提供しています。
「WELL ROOM」は、外国人を雇用する企業向けに、外国語対応可能な健診実施医療機関の紹介や予約管理など、ヘルスケア関連のサービスを提供するものです。
今回の提携により、相互に連携しながら医療機関へのそれぞれのサービスの導入の促進や、多言語対応可能な医療機関の増加を行います。
厚生労働省は公表している外国人雇用状況のデータによると、2020年10月時点で、外国人労働者数は172万4,328人で前年比約6.5万人(4%)増加しました。
前年の増加率は13.6%だったので、増加率は大幅な減少となりましたが、これは新型コロナウイルス感染症の影響と考えられます。
外国人労働者は日本の少子高齢化に伴う人手不足の対策として重要な人材です。
しかし外国人労働者には、雇用管理や、住宅、社会保険非加入などの問題などがあります。
特に健康に関する問題は外国人労働者が抱える不安として大きなものです。
外国人労働者はコミュニケーションや手続きの問題によって社会サービスを受けられないことがあります。
そのため受入企業や送出機関は、外国人労働者に対し、社会サービスを受けられるよう支援を行うことが必要です。
このことを受け、WELL ROOMのようなサービスを提供する事業者が登場しています。
心身の状態は仕事をするために重要です。また、人を雇う場合、自分だけはなく従業員の状態も管理しなくてはなりません。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「総務手帳」では、ストレスチェック実施のノウハウについて詳しく解説しています。
| カテゴリ | トレンド |
|---|---|
| 関連タグ | ヘルスケア 医療 外国人 外国人労働者 多言語 株式会社 業務提携 雇用 |
トレンドの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年5月12日、株式会社テックシンカーは、「家計炭素簿_α版」をリリースしたことを発表しました。 「家計炭素簿_α版」は、月々の生活費を入力することで、月間の支出額とCO2排出量、年間の支出額と…
2019年8月5日、yup株式会社は、「yup(ヤップ)」β版の事前登録の受付けを開始したことを発表しました。 「yup」は、請求書をアップロードするだけで、資金調達ができるサービスです。 請求書1通…
2024年2月16日、アイクリスタル株式会社は、総額2億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アイクリスタルは、AIを活用したプロセスインフォマティクス(PI)により、製造業における…
2023年9月7日、CAMELORS株式会社は、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 CAMELORSは、IT領域に強い即戦力人材を最速で獲得できる複業マッチング「SOKUD…
2023年12月19日、株式会社HAKKI AFRICAは、総額3億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 これによりシリーズBの合計調達額は19.1億円(融資含む)となりました。 H…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
