注目のスタートアップ

株式会社ファイレスキュー 飯田大貴|投てき型消火器の事業展開が注目の企業

投てき型消火器の事業展開で注目なのが、飯田大貴さんが2015年に創業した株式会社ファイレスキューです。
日本での火災件数は年々減少傾向にあるものの、一日当たり約95件の火災が発生しています。そのうち住宅火災で毎年約900人の方が犠牲となり、約7割を65歳以上の高齢者が占めています。こうした火災の発生や逃げ遅れを防ぎ、大切ないのちを守る活動に、今注目が集まってています。

株式会社ファイレスキューの投てき型消火器事業の特徴は、誰にでも簡単に扱えて、なおかつ環境にも体にも安全安心な原料を使っていること、軽量で多岐にわたる火災に適しており、汎用性が高いという点です。

株式会社ファイレスキューの飯田大貴さんに、事業の特徴や今後の課題についてお話をお聞きしました。

・このプロダクトの特徴は何ですか?

環境に優しい誰でも簡単に使える初期消火用具・後処理も簡単な商品です。炎に向かって投げ入れるだけで簡単に消火を行うことができます。
また、食品添加物が主原料なので体に無害。後始末も楽で、使用後も環境を汚染せず安全な点です。

・どういう方にこのサービスを使ってほしいですか?

子供からお年寄りまで、老若男女問わず使いやすい製品になっていますので、あらゆる方に使っていただきたいです。

・このサービスの解決する社会課題はなんですか?

災害弱者の救済(火災の逃げ遅れなど)です。

・創業期に大変だったことは何でしょう?またどうやって乗り越えましたか?

命のかかわる商品ですので信用を得るのが大変でした。デモンストレーションを何回も行い体験してもらい、マスコミにも取柄げられて、上場企業に採用され乗り越えました。

・どういう会社、サービスに今後していきたいですか?

防火商品の強化をしていきたいです。

・今の課題はなんですか?

防火市場はブルーオーシャン市場です。この市場形成と確固たる地位の確保を目指します。

・読者にメッセージをお願いします。

社会が抱える課題を分析し、自社の強味がどのように活かせるか?を分析して、新たなサービスが出てくる事を期待します。

会社名 株式会社ファイレスキュー
代表者名 飯田大貴
創業年 2015年
事業内容 消火剤・防火剤製造
資本金 31,645,000円
カテゴリ 有望企業
関連タグ 子供 災害 環境 社会課題 高齢者
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

令和5年度「共創モデル実証プロジェクト」事業選定・追加公募
国土交通省は、令和5年度「共創モデル実証プロジェクト」の事業選定・追加公募について発表しました。 地域の多様な関係者の「共創」により地域公共交通の「リ・デザイン」を進めるため、「共創モデル実証プロジェ…
令和6年能登半島地震「中小企業特定施設等災害復旧費補助金(なりわい再建支援事業)」交付決定
2024年10月25日、中小企業庁は、令和6年能登半島地震「中小企業特定施設等災害復旧費補助金(なりわい再建支援事業)」の交付決定を行ったことを発表しました。 「中小企業特定施設等災害復旧費補助金(な…
2024年度「中小企業・SDGsビジネス支援事業」(9/30締切)
2024年9月2日、2024年度 JICA「中小企業・SDGsビジネス支援事業(JICA Biz)」の公示が掲載されました。 JICAがあらかじめ配置した途上国ビジネスの知見に富むコンサルタント(JI…
乳幼児向け食育ブランド「the kindest」を展開する「MiL」が「キユーピー」から5億円調達
2025年3月10日、株式会社MiLは、5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、キユーピー株式会社です。 MiLは、赤ちゃんからの食育をサポートするブランド「the kindest(…
防災・減災のための情報活用プラットフォーム「PREIN」を運用する「INSPIRATION PLUS」が5,000万円調達
2024年2月29日、株式会社INSPIRATION PLUSは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 INSPIRATION PLUSは、産学官民一体で構築する災害対策高度化を…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集