注目のスタートアップ

D2Cアンダーウェアスタートアップの「ONE NOVA」が4,500万円調達

company

2021年11月17日、株式会社ONE NOVAは、総額4,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。

アンダーウェアブランド「One Nova」と、全世代型吸水ショーツブランド「sponge」を展開しています。

「One Nova」は、防臭性や、蒸れにくさ、肌触りの良さなどの機能性を特徴とする男性向けアンダーウェアを展開しています。

「sponge」は、尿もれや生理もれといったもれを吸収する全世代型吸水ショーツを展開しています。

2021年11月現在、クラウドファンディングのMakuakeでプロジェクトを公開しており、自社オンラインストアでの一般販売は2022年1月を予定しています。

D2Cとは、企業が一般消費者に対し直接取り引きを行うビジネスモデルのことです。

自社のこだわりを強烈に反映させたプロダクトを作るスタートアップが多く、このこだわりに共感した消費者が増えたことでその市場は拡大しています。

また顧客の生の声を聞くことができるため、プロダクトやマーケティングを改善し、顧客と一緒にブランドをつくりあげていけることも魅力のひとつです。

これまで市場では目が向けられなかったプロダクトに注目が集まることもあり、アメリカ・ニューヨークで設立されたThinxが広めた吸水ショーツは第4の生理用品と呼ばれるようにまでなっています。

従来の大手企業の商品開発では男性が主導権を握っていたということもあり、吸水ショーツなど女性に寄り添ったプロダクトが生まれづらかったというのも理由かもしれません。

またD2Cはスタートアップだけの領域ではなくなり、大手企業の参入も相次いでいます。

資本力のある企業と競うことになりますが、D2Cはプロダクトでもマーケットでもアイデア次第で勝負できる市場です。

SNSの普及により、顧客の声が力を持つようになった時代では、D2Cはますます拡大していくと考えられます。

D2Cビジネスは、顧客の声を直接聞くことができ、即座にプロダクトに反映できることが大きな魅力です。また、SNSなどインターネットを使ったマーケティングとも相性が良いといわれています。「冊子版創業手帳」では、創業期でも実施できるネットを活用したマーケティングのノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ D2C ブランド 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

バーチャルヒューマンプロダクション事業を展開する「&Jam」が5000万円調達
2024年12月19日、株式会社&Jamは、5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 &Jamは、バーチャルヒューマンプロダクション事業を展開しています。 バーチャルヒューマンアーティスト…
トークン・エコノミーでオープン・ソース・ソフトウェアの収益化を支援する「フレームダブルオー」が資金調達
2020年6月15日、フレームダブルオー株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、「Dev Protocol」を活用した最初のDAppsとして、暗号資産を通じて、寄付よりも気軽に社会貢…
アパレル生産管理SaaS提供の「DeepValley」が請求書買取の「OLTA」と業務提携
2019年12月6日、株式会社DeepValleyは、OLTA株式会社と、業務提携契約を締結したことを発表しました。 DeepValleyは、アパレル生産管理SaaS「AYATORI」を運営しています…
睡眠の質を改善する一般医療機器製造・販売の「ナステント」が1.5億円調達
2020年2月27日、ナステント株式会社は、総額約1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 気道の閉塞を予防、呼吸の確保を助ける鼻腔挿入デバイス「ナステント」を製造・販売しています。…
植物とのコミュニケーションサービスを開発する「ファジオン」が200万円調達 情報経営イノベーション専門職大学の学生が起業
学校法人電子学園 情報経営イノベーション専門職大学(iU)は、同大学の学生が設立した合同会社ファジオンが、200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 またこの資金調達により2022年7月1日付…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集