注目のスタートアップ

デジタル上に人生の最期に伝えたいメッセージを遺し届けることができる「lastmessage」提供の「パズルリング」が1.6億円調達

company

2021年11月1日、株式会社パズルリングは、総額約1億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

デジタル上に人生の最期に伝えたいメッセージを遺し届けることができる「lastmessage(ラストメッセージ)」を提供しています。

予期せぬ死を迎えた際、指定した人にメッセージを送ることができるサービスです。

文章・動画・写真のほか、Webサービスなどのパスワードや、保険・証券、銀行口座なども伝えることができます。

またメッセージの送信だけでなく、自分のやりたいことをToDoリストにする「やりたいことリスト」や、手軽に寄付ができる「カンタン寄付」機能なども備えています。

今回の資金は、「lastmessage」の多角化やサービス向上のための機能開発などに充当されます。

不慮の事故による死者数は年間約4万人ほど存在します。

もし死んでしまったら自分が遺すことになるものはどうなるのでしょう?

デジタル時代ではサービスを利用するために様々なパスワードを保管していることと思います。

また、そもそもPCやスマートフォンを利用するにもパスワードが必要となります。

利用者本人がいなくなってしまった場合、家族はパスワードを知る手段はほとんどありません。

しかし、自分が死んでしまった時のことを考え、紙などにパスワードや遺品の取り扱いなどを書き遺している人はあまりいないでしょう。

またそもそも紙にパスワードを書いておくことはセキュリティ的にも憚られます。

また、デジタル時代では各種サービスのパスワードだけでなく、デジタル上に保管された遺品もあります。

写真についてもクラウドにアップされているものも多く、もし家族がサービスにアクセスすることができなければ、それらは失われてしまうことになります。

「lastmessage」は、これらの不安・課題を解決するために開発されたサービスです。デジタルの比重が高まるにつれ、ニーズが高くなっていくでしょう。

ユニークなサービスを開発するためには、自社の分析が必要となります。「冊子版創業手帳」では、自社の強み・弱み、市場の機会・脅威を分析するフレームワークを掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ メッセージ 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

遠隔接客サービス「RURA」展開の「タイムリープ」が1.8億円調達
2021年3月1日、タイムリープ株式会社は、総額約1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 SaaS型の遠隔接客サービス「RURA」を提供しています。 ホテル・商業施設・シェアオフィ…
Generative AI(生成AI)を活用した動画生成アプリを開発する「r3kt」が資金調達
2023年4月11日、株式会社r3ktは、資金調達を実施したことを発表しました。 r3ktは、Generative AIを活用しテキストを入力することで動画が生成されるモバイルアプリを開発しています。…
1on1サポーター「Ando-san」や組織診断「イノベーション・サーベイ」を手がける「シンギュレイト」が3,200万円調達
2024年1月12日、株式会社シンギュレイトは、総額3,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 シンギュレイトは、ピープルアナリティクスの技術をもとに、1on1での話し方・聴き方を可視化す…
AI活用プラットフォーム「MatrixFlow」において最適な入力の組み合わせを逆算する「OptFlow」がリリース
2022年5月17日、株式会社MatrixFlowは、新サービス「OptFlow」を「MatrixFlow」上で提供開始したことを発表しました。 MatrixFlowは、ビジネスのためのAI活用プラッ…
モノの貸し借りアプリ「Alice.style」を運営する「ピーステックラボ」が「阪急阪神ホールディングス」のコーポレートファンドから資金調達
2023年8月3日、株式会社ピーステックラボは、阪急阪神ホールディングス株式会社が設立した「阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合」から、資金調達を実施したことを発表しました。 ピース…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集