注目のスタートアップ

SNSなどビッグデータからリスク情報を検知・発信する「FASTALERT」など展開の「JX通信社」が20億円調達

company

2021年8月18日、株式会社JX通信社は、総額約20億円の資金調達を実施したことを発表しました。

SNSなどビッグデータからリスク情報を検知・発信する「FASTALERT(ファストアラート)」や、報道価値の高いニュースを速報するAIニュース速報アプリ「NewsDigest(ニュースダイジェスト)」を展開しています。

「FASTALERT」は、NHK・民放キー局・一般紙などの日常的な取材活動に必要不可欠なツールとして採用されています。

最近では防災・BPC・障害監視・サプライチェーンのリスク管理など、多岐にわたる用途でも活用されています。

ICT総研の調査によると、国内のモバイルニュースアプリの利用者数(アクティブユーザー数)は順調に拡大しており、2019年度には5,422万人となっています。

報道領域ではフェイクニュースが大きな課題となっており、公益財団法人日本財団の調査「18歳意識調査」(調査対象:17~19歳の男女1,000名)によると、インターネット上の情報を虚偽だと感じたことがあると答えた割合は84.1%あり、フェイクニュースに対する法整備が必要であると答えた割合は56.6%ありました。

総務省によると、ニュース系アプリ/サイトは高い利用度に比べて信頼度が相対的に低いことが挙げられており、信頼度を高めていく取組みが必要です。

SNSにおける情報の広まり方を分析した結果、フェイクニュースと正しいニュースでは広まり方が明らかに違うという報告もあるため、AIや研究の進歩によりニュース選別の精度は高まっていくでしょう。

信頼できる情報は起業においても武器となります。「冊子版創業手帳」では、起業家・専門家の生の声から情報を精査し、本当に使える起業ノウハウだけを掲載しています。無料で入手できますので、ぜひご活用ください。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI SNS ニュース ビッグデータ 情報 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「mediLab」が「三菱電機ITソリューションズ」と調剤薬局向けクラウドサービス「mediLab AI」の販売において業務提携
2021年5月10日、株式会社mediLabは、三菱電機ITソリューションズ株式会社と業務提携を開始したことを発表しました。 mediLabは、調剤薬局向けクラウドサービス「mediLab AI」を提…
ウェルビーイングの現状の可視化と改善を支援する「ポケットセラピスト」などを提供する「バックテック」が4億円調達
2022年10月24日、株式会社バックテックは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 バックテックは、医学的根拠にもとづき組織・社員ウェルビーイングを実現するプラットフォーム「ポケットセ…
AIによる対話エンジンを開発する「Nextremer」が4.7億円調達!
平成29年8月8日、株式会社 Nextremer は、総額4億7000万円の資金調達を実施しました。 人工知能を用いたマルチモーダルの対話エンジン「minarai」を開発しています。 今回の資金は、コ…
ソーシャルカレンダーアプリ「Skele」運営の「pow」が5,100万円調達
2021年7月27日、株式会社powは、総額5,100万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、ソーシャルカレンダーアプリ「Skele(スケル)」の正式版(iOS)を公開したこともあわせて発…
線虫がん検査「N-NOSE」の「HIROTSUバイオサイエンス」が資金調達
2022年8月23日、株式会社HIROTSUバイオサイエンスは、資金調達を実施したことを発表しました。 尿から全身網羅的にがんリスクを調べられる検査サービス「N-NOSE」の展開や、線虫・線虫嗅覚セン…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集