創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年6月23日「みんなの銀行」と「ピクシブ」が連携しクリエイターやファン向けの銀行(金融)サービス提供へ

2021年6月21日、株式会社みんなの銀行と、ピクシブ株式会社は、「金融」と「非金融」を組み合わせた新たな価値共創に向けて基本合意を締結したことを発表しました。
みんなの銀行は、スマホ完結のデジタルバンク「みんなの銀行」を開発・運営しています。
スマートフォンを通じ、デジタルネイティブ世代のニーズに合った金融機能・サービスの提供を目指し、2021年5月からサービスの提供を開始しています。
また、金融・機能サービスをAPIを通じて事業者に向けて提供するBaaS(Banking as a Service)事業も展開しています。
ピクシブは、イラストレーターなどのクリエイターのためのSNS「pixiv」を運営しています。
今回の基本合意により、ピクシブが提供するサービスを利用するクリエイターやファン向けに銀行サービスを提供し、創作活動で生じる“お金”に関する不安・負担の軽減や、ファンが“お金”を使って作品を楽しみクリエイターを支援できる仕組みづくりの構築を目指します。
銀行APIの開放により、英国などの欧州や米国におけるFintechでは、非金融事業者のアプリやサービスが金融サービス(決済機能など)を組み込んで金融サービスを提供する、「Embedded Finance(エンベデッド・ファイナンス)」がトレンドとなっています。
日本においても銀行APIのオープン化が進むにつれ様々な金融サービスが登場していています。
この次の流れとして、銀行サービスをすべてモバイル上だけで完結させるモデルであるチャレンジャーバンクが注目を集めており、イギリスなどではすでに複数の事業者が登場しています。
チャレンジャーバンクは銀行業務ライセンスを取得して事業を行うため、既存の銀行から完全に独立した事業展開が可能となり、銀行サービスにおいてイノベーションを起こす存在です。
事業の運営や新たなビジネスに挑戦する際には資金が必要となります。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、融資を受ける際の注意事項やノウハウについて詳しく解説しています。
| カテゴリ | トレンド |
|---|---|
| 関連タグ | クリエイター サービス ファン 株式会社 連携 金融 銀行 |
トレンドの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2025年6月24日、Ms.Engineer株式会社は、資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は5.7億円となりました。 Ms.Engineerは、未経験者が平均8か月で高度なAI…
2022年4月1日、株式会社調和技研は、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 調和技研は、AI研究を行う北海道大学大学院調和系工学研究室から生まれた、北大発認定ベンチャー企業です。 クラ…
2022年4月13日、アスエネ株式会社は、総額18億円の資金調達を実施したことを発表しました。 アスエネは、温室効果ガス排出量管理クラウドサービス「アスゼロ」、再エネ100%&地産地消クリーン電力サー…
2024年10月2日、株式会社Cは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、「ツクチム」を正式リリースしたことも発表しました。 「ツクチム」は、初期スタートアップ向けミニマム人事立ち上げサービス…
2021年6月21日、株式会社StoreHeroは、5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 出資者は、インキュベイトファンド株式会社です。今回の出資のタイミングでインキュベイトファンド…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
