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アート作品のためのブロックチェーン証明書「Cert.」など展開の「スタートバーン」が11.2億円調達

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2021年5月12日、スタートバーン株式会社は、総額11億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

アート流通のためのブロックチェーンインフラ「Startrail」や、アート作品の信頼性を守るためのブロックチェーン証明書「Cert.」とその発行サービス「Startbahn Cert.」を開発・提供しています。

今回の資金は、「Cert.」の強化や、次世代NFTの活用に向けたバックエンドシステムの提案などに充当されます。

「Cert.」の強化では、発行者の審査の徹底や、情報と作品の紐づけの強化、作品に直接貼り付けるICタグの仕様のアップグレード、作品の撮影・分析データの格納、アーカイブ機能の追加、デジタル作品への対応などを行います。

「日本のアート産業に関する市場調査2020」(一社)アート東京、(株)QUICKによると、世界の美術品市場の市場規模(2019年)は約641億円ドルと推計されています。

一方、国内の美術品市場の市場規模は(2020年)2,363億円であり、世界と比べると非常に小さな市場となっています。

しかしこれは市場の成長の余地が残されているということでもあります。

国内のアート市場を活性化させていくためには、アート作品を購入することのメリットの認知や、作品の購入方法の利便性の向上などが有効だと考えられます。

新たなビジネスの創出には資金が重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
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