注目のスタートアップ

金融サービス技術・ライセンス基盤「BaaS」提供の「Kipp Financial Technologies」が5億円調達

company

2021年4月13日、Kipp Financial Technologies株式会社は、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。

金融サービスを開発・運用するための技術・ライセンス基盤「BaaS(Banking as a Service)」を提供しています。

第1弾として、2021年3月29日から株式会社セブン・グローバルレミットが提供を開始した海外送金サービス「Sendy」に「BaaS」の仕組みが採用されました。

今後、複数の金融機関においても「BaaS」を採用して開発した金融サービスがリリースされる予定です。

「BaaS」は、ウォレット・送金・決済・チャージ・AML・与信・債権管理などの機能を提供します。

銀行APIの開放により、英国などの欧州や米国では、非金融事業者のアプリやサービスが金融サービス(決済機能など)を組み込んで金融サービスを提供する、「Embedded Finance(エンベデッド・ファイナンス)」がFintechのトレンドとなっています。

日本においても銀行APIのオープン化が進むに伴い、様々な金融サービスが登場しています。

しかしレガシーなシステムを使っている金融機関にとっては、APIの開放は負担であるため、新たな時代に対応したシステムへの刷新が必要です。

創業期はなにも導入されていないまっさらな状態なため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

カテゴリ 有望企業
関連タグ Fintech サービス 株式会社 資金調達 金融
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

日本円連動ステーブルコイン「JPYC Prepaid」を取り扱う「JPYC」が資金調達
2025年1月27日、JPYC株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約17億円となります。 JPYCは、日本円連動ステーブルコイン「JPYC Prepa…
光コム技術を活用した形状測定器開発・提供の「XTIA」が17億円調達
2020年2月21日、株式会社XTIAは、総額17億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、引受先である、株式会社ニコン、JUKI株式会社、双日株式会社とは業務提携契約も締結しました。 XT…
釣りSNS「ANGLERS」 船宿を釣果から探せる新サービス「釣船・船宿検索サービス」をリリース
2022年4月16日、株式会社アングラーズは、新サービス「釣船・船宿検索サービス」を正式にリリースしたことを発表しました。 アングラーズは、釣り専用SNS「ANGLERS」を運営しています。全国の釣り…
大学関係なくOB・OG訪問ができる就活アプリを手がける「Matcher」が1億円調達 「ポート」と資本業務提携
2024年2月29日、Matcher株式会社は、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先はポート株式会社です。ポートとは資本業務提携を締結し、グループインします。 Matcherは、大学…
中古住宅リノベーションを手掛ける「ホームネット」が「みずほ銀行」と50億円の融資契約を締結
2022年10月25日、株式会社property technologiesは、グループ会社の株式会社ホームネットが、株式会社みずほ銀行の「DX推進サポートローン」にて50億円の融資枠を設定したことを発…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集