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AGA(男性型脱毛症)管理アプリ「HIX」運営の「エムボックス」が4,000万円調達

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2021年2月24日、株式会社エムボックスは、総額約4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

AGA(男性型脱毛症)管理アプリ「HIX(ヒックス)」を運営しています。

スマートフォンで髪と頭皮を撮影し、問診に回答することで、薄毛・AGAの進行状態を診断するサービスです。

また、診断結果から個々人に最適な対策方法を提案も行います。

今回の資金は、アプリの機能開発や、改修、マーケティング、自社ブランドのヘアケア製品の開発に充当されます。

株式会社富士経済の調査によると、2020年(見込)のスカルプケア・発毛剤市場の市場規模は843億円で前年比106.2%と拡大しています。

チャネル別では店頭販売が47%、通信販売が53%でほぼ拮抗しているものの、スカルプケア・発毛剤はコンプレックス商材であるため、接客・対面販売ではなく、通信販売の需要が高まっていくと予想されています。

そのため「HIX」のようにアプリで診断が行えるサービスは、診断の障壁を大きく下げるため、多くの潜在顧客にアプローチできると考えられます。

プロダクトやサービスを売るためにマーケティングは必須です。しかし創業期にはコストをかけた施策を行うことは難しいでしょう。「冊子版創業手帳」では、ネットを活用したPRノウハウについて詳しく解説しています。

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