注目のスタートアップ

スニーカー・アパレル売買プラットフォーム運営の「モノカブ」が4.5億円調達

company

2020年12月15日、株式会社モノカブは、総額4億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

スニーカー・アパレルの売買プラットフォーム「モノカブ」を運営しています。

偽物の流入を排除するため取引ごとに専門スタッフによる鑑定を行っていることや、板寄せ方式という証券取引所の売買成立方法を取り入れ、入札・販売それぞれのオファーを可能としていることを特徴としています。

2020年12月現在、スニーカーとストリート・ウェアを取り扱っていますが、今後商材の幅を広げていき、利便性の高いCtoCへの成長を目指しています。

今回の資金は、「モノカブ」への投資と、オペレーションの最適化、採用強化に充当されます。

経済産業省の発表によると、2019年のCtoC-ECの市場規模は1兆7,407億円(前年比9.5%増)と推計されており、今後も伸長していくことが予測されます。

市場拡大の背景には、「メルカリ」などのフリマ・アプリの成長が要因だとみられています。しかし、フリマ・アプリの取引では、偽物や、適正な価格がわからないという問題があります。

スニーカーなどの希少性の高い商品はこのようなフリマ・アプリでは取引がしづらく、「モノカブ」のようなプラットフォームが必要となります。

また、「モノカブ」など希少価値の高い商品を扱うプラットフォームは、コミュニティとしての側面を帯びることがあります。熱量の高いコミュニティとして運営できれば、市場を牽引することができるでしょう。

プロダクトの販売のためにはECサイトが有効です。しかし自社で一からECサイトを構築するのはコストを考えると難しいでしょう。そのためECサイトを構築するためのサービスを活用するとよいでしょう。「冊子版創業手帳」では、ECプラットフォームの種類や選び方、構築方法について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ CtoC EC アパレル プラットフォーム 売買 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「カスタメディア」食器のシェアリング・サービス「EPOCH TABLE」をリリース
石塚硝子株式会社は、「EPOCH TABLE(エポック テーブル)」を2020年7月1日にリリースしたことを発表しました。 「EPOCH TABLE」は、国内食器メーカー初の食器(テーブル・ウェア)の…
葬儀周辺サービス提供の「よりそう」が20億円調達
2019年9月2日、株式会社よりそうは、総額20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 一律プランの葬儀サービス「よりそうのお葬式」や、僧侶手配サービス「お坊さん便」を提供しています。 今回の資…
心臓再生医療の「メトセラ」が14.2億円調達
2022年6月28日、株式会社メトセラは、総額14億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 メトセラは、心不全向けの新しい再生医療等製品をできるだけ安価に提供することを目的に研究開発を…
人材紹介会社向けの求人流通プラットフォームなど提供の「ROXX」が9億円調達
株式会社ROXXは、総額9億円の資金調達を発表しました。 人材紹介会社向けの求人流通プラットフォーム「agent bank」や、月額定額制リファレンス・チェック・サービス「back check」を運営…
渋谷区スタートアップビザ出身企業の「ekei labs」が資金調達 体内年齢の検査キットを展開
株式会社ekei labsは、資金調達を実施したことを発表しました。 このプレシード資金調達は、沖縄科学技術大学院大学と提携したファンドを運用する日本のプレシードベンチャーキャピタル、ライフタイムベン…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集