注目のスタートアップ

灯油自動発注配送管理システム「GoNOW」提供の「ゼロスペック」が2.3億円調達

company

2020年11月11日、ゼロスペック株式会社は、総額約2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

灯油の自動発注配送管理システム「GoNOW」を開発・運営しています。

顧客の灯油タンクに10秒で取り付けられるセンサーを設置することで灯油の残量を可視化します。必要な顧客のもとにだけ配送できるため配送回数の削減を実現できます。

今回の資金は、「GoNOW」の機能強化や、開発人材の採用、サービス&顧客満足度(CS)向上に向けたAI技術の開発、販路拡大の取組み、新規事業の開発などに充当されます。

寒冷地では家庭・施設ごとに灯油タンクを設置し、灯油の配送業者が配送・給油して灯油を届けています。

灯油配送は寒冷地における燃料供給インフラとして重要なものです。灯油難民という言葉が出てきているなか、この業務を今後も安定的に続けていくためには、ドライバー不足や配送経費の削減などの課題の解決が求められています。

IoT技術の進歩はめざましく、このような地域のインフラにおける課題をうまく解決できるようになってきています。

寒冷地の灯油配送など、地域特有の社会課題はまだいくつもあるでしょう。自社の持つ技術をうまく活用することで、このような課題の解決に寄与できるかもしれません。「冊子版創業手帳」では、事業を分析するためのフレームワークを掲載しています。自社の強みや市場の機会を明らかにすることで、ブルー・オーシャンを見つけだすことができるはずです。

カテゴリ 有望企業
関連タグ IoT システム 株式会社 管理 自動 資金調達 配送
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

オンラインヨガ・フィットネス提供の「SOELU」が6.5億円調達
2021年8月25日、SOELU株式会社は、総額6億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 オンラインフィットネスサービス「SOELU(ソエル)」を提供しています。 スマートフォンやP…
ショートドラマクリエイター集団「ごっこ倶楽部」を運営する「GOKKO」が2億円調達
2022年11月9日、株式会社GOKKOは、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 GOKKOは、ショートドラマクリエイター集団「ごっこ倶楽部」を運営しています。 “日常で忘れがちな小さ…
「HATALUCK」と「凸版印刷」が資本業務提携 メーカーとシフトワーカーをつなげる「店舗DXスタッフアプリ『はたLuck』活用サンプリング」を提供開始
2023年8月1日、株式会社HataLuck and Personと、凸版印刷株式会社は資本業務提携を結んだことを発表しました。 また、「店舗DXスタッフアプリ『はたLuck』活用サンプリング」を20…
カイコのバイオ原料の供給と研究開発を行う「Morus」が5,000万円調達
2022年1月5日、Morus株式会社は、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Morusは、カイコ(蚕)のバイオ原料の供給と研究開発を行うベンチャー企業です。 カイコの品種改良…
デジタル遺言サービス「lastmessage」を提供する「パズルリング」が資金調達
2024年5月15日、株式会社パズルリングは、資金調達を実施したことを発表しました。 パズルリングは、デジタル遺言サービス「lastmessage(ラストメッセージ)」を提供しています。 デジタル遺言…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集