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微小重力環境を再現する装置など提供の「スペース・バイオ・ラボラトリーズ」が1億円調達

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2020年6月24日、株式会社スペース・バイオ・ラボラトリーズは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

地上で模擬的に微小重力環境を再現する重力制御装置「Gravite(グラビテ)」や、この装置を活用した幹細胞培養技術、細胞移植後の効果的なリハビリテーションを実現する歩行支援ロボット「RE-Gait(リゲイト)」を提供しています。

これにより、中枢神経系疾患の完治を目指した再生医療システムの構築を目指しています。

これまで一度傷ついた人の中枢神経系(脳・脊髄)は再生しないとされていました。しかしiPS細胞技術の登場により、中枢神経系の再生医療が可能であると目されており、研究が続いています。

しかしiPS細胞などの多能性幹細胞を産業利用につなげるためには、細胞の効率的な確保方法や品質を維持・管理し培養する方法の確立などが必要となります。

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